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2024年1月29日【イベント】

ジャガーTCSレーシング、フォーミュラE緒戦で連続表彰台

坂上 賢治

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ジャガーTCSレーシングは1月27日(サウジアラビア・ディルイーヤ)開催のABB FIAフォーミュラE世界選手権シーズン10の第2戦・第3戦ディルイーヤE-Prixで、ニック・キャシディ選手が第2戦で3位、第3戦で優勝し、開幕戦以来3戦連続の表彰台を獲得した。

 

またチームメイトのミッチ・エバンス選手は、第2戦を5位、第3戦を10位で終えてポイントを獲得してチーム・ランキングのトップに。ニック・キャシディ選手はドライバーズ・ランキングのトップに付けている。

 

第2戦のクオリファイセッションでは、デュエルの準々決勝でニック・キャシディ選手とミッチ・エバンス選手の直接対決となり、ノックアウトされたニック・キャシディ選手が7位に。 ミッチ・エバンス選手は2位のポジションを獲得した。

 

 

ナイトレースの決勝レースでは、最前列からスタートしたミッチ・エバンス選手が、スタート直後から上位争いに加わり、ミッチ・エバンス選手は、ジャン・エリック・ベルニュ選手(DSペンスキー)をオーバーテイクして一時2位に立ったが、最終的には5位でチェッカーを受けた。

 

シード・キャシディ選手は、スタート直後から集団からすり抜け、アタックモードを継続して24周目はミッチ・エバンス選手に続く4位に。その後、冷静にレースを進め、最終的に3位表彰台を獲得した。

 

 

第3戦、3番グリッドからスタートしたニック・キャシディ選手は、決勝レース直後からポジションをキープし5周目にはトップに。その後、ジャガーのカスタマーチームであるエンヴィジョン・レーシングのロビン・フラインス選手と先頭戦いを繰り広げていたが、2度目のアタックモードでレースをリード。最終ラップでファステストラップを記録し、優勝に加えて更に1ポイントを追加した。

 

ミッチ・エバンス選手は13番グリッドから出走となり、オーバーテイクのチャンスが限られたディルイーヤのコースで、チームと一丸となる効率的なレース戦略を実行して最終的に10位でレースを終えた。

 

結果ジャガーTCSレーシングは、チーム・ランキングで2位に31ポイント差のトップ。ニック・キャシディ選手は57ポイントを獲得してドライバーズ・ランキングでもトップに立ち、ミッチ・エバンス選手は21ポイントで5位につけている。

 

 

チーム・プリンシパル、ジェームズ・バークレー氏は、「2戦目はハラハラドキドキのレース展開でしたが、チームのために貴重なポイントを獲得できたことがとても嬉しいです。今後に繋がる素晴らしい土台ができたと感じています。

 

そして、3戦目の結果は信じられないほど速いペースのレースでしたが、ニックは冷静沈着で無類の強さを発揮し、チームは非常に賢明な戦略を実行しました。

 

ランキングとドライバーズ・ランキングの両方をしているリードことは、素晴らしい基盤になります。次のサンポーに向けてさらに前進するためにハードワークを続けていきます」と述べた。

 

 

ミッチ・エバンス選手(#9)は、「第2戦はタフなレースで、リスクの高いオーバーテイクも幾つかありましたが、一部のアタックでは報われました。ただマシンは勝つために十分な速さがあっただけでとても残念でした。

 

また3戦目でニックは継続性を保って素晴らしい仕事が出来ましたが、僕のほうは、うまく結果に繋がらずに終えたので流れを変えたいと思います。

 

次のブラジルは、僕にとってもチームにとってもGEN3初の表彰台、そして昨シーズンのチーム初の1-3フィニッシュという素晴らしい結果を残した思い出の地でもあります。レースまで6週間以上あるので、チームとして完璧な準備を進めていきます」と話している。

 

 

ニック・キャシディ選手(#37)は、「チームが素晴らしい仕事をしてくれました。予選では選択を少し間違えましたが、決勝では驚くほど速いマシンを手に入れることができ、とてもいいスタートを切ることができました。

 

3戦を終えた時点では、まるで夢のような気分です。 ジャガーTCSレーシングの皆が頑張って働いて、速くて効率的なマシンを僕に与えてくれています。

 

優勝は最高の気分です。でも、レースごとに起こるかわからないのがフォーミュラであり、次に向けて挑戦していきます」と語った。なお次は2024年3月16日に開催されるABB FIAフォーミュラE世界選手権シーズン10第4戦、ブラジルでのサンパウロE-Prixとなる。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

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1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

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1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

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日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

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株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。