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2024年4月23日【イベント】

三菱ふそう、ジャパントラックショー2024に出展

坂上 賢治

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三菱ふそうトラック・バス( MFTBC )は5月9日から11日に掛けてパシフィコ横浜で開催される日本最大のトラック関連総合展示会「ジャパントラックショー2024( 主催:一般社団法人 国際物流総合研究所 )」に出展する。

 

当該ブースに於けるMFTBCは、「We connect new Road~三菱ふそうは新たな道を繋ぎ続ける」をテーマに、カーボンニュートラル輸送へのスムーズな事業移行や、2024年問題を筆頭とする物流課題を打破するヒントを明示していく。

 

当該ブースでは、充電インフラの検討、最適な製品購入手段、多様なソリューションの運用方法など、EVに係るオンラインプラットフォーム会社「イブニオン株式会社(EVENION Inc.)」の最新情報を提供する。

 

また実車展示では、電気小型トラック「eCanter」新型モデルのゴミ収集車・キャリアカー、並びに大型トラック「スーパーグレート」新型モデルの「ジャパントラックショー2024」特別仕様車を初公開する。

 

併せて物流の配送計画・管理システム「ワイズ・システムズ」や、テレマティクスサービス「トラックコネクト®」などの物流業界での課題解決に応えるデジタルサービスも紹介する他、デジタルソリューションを通じた課題解決など物流の新たな道を示していく構えだ。

 

具体的な展示内容は以下の通り

 

 

大型トラック「スーパーグレート」新型モデル(実車展示)
「スーパーグレート」の最新モデルは、新型6R30エンジン(12.8L)を搭載して燃費性能を向上させて、キャブデザインも一新して空力性能を改善した他、新たに設定したスーパーハイルーフで広く快適な空間を実現した。

 

ダイムラートラック・グループの最新の先進安全装置も新搭載し、経済性・安全性・快適性及び操作性を改良。新しい大型輸送を実現するトラックとした。「ジャパントラックショー2024」ではメーカー純正用品を装備・特別塗装を施した特別仕様車を初公開する。

 

 

電気小型トラック「eCanter」新型モデル:キャリアカー(実車展示)
電気駆動で騒音や振動が少なく、走行時に排出ガスを一切出さない「eCanter」は、クリーンで環境に優しいゼロエミッション車両。2023年に発売した新型モデルでは、シャシラインアップを合計28型式に拡大した他、モジュール式バッテリーを採用。

 

シャシラインアップでは、ゴミ収集車やダンプ、キャリアカーなどの架装のバリエーションも拡大。ラストワンマイル輸送からより長距離の輸送まで様々な輸送ニーズに対応している。ジャパントラックショー2024」では、キャリアカー仕様の新型「eCanter」(本国内仕様モデル)を初公開する。

 

 

電気小型トラック「eCanter」新型モデル:ゴミ収集車(実車展示)
「eCanter」の新型モデルでは、キャブ幅が狭く小回りが利く標準キャブを新たに追加。住宅街や狭い路地などを走行するゴミ収集車の用途に適したモデルとして加わたものとなる。

 

既に民間企業や自治体での導入実績を持つゴミ収集車仕様の「eCanter」は、振動や騒音がディーゼル車両に比べてより少ないため、地域の環境に配慮したクリーンなゴミ収集作業を可能にするEVトラックとしている。

 

 

EV関連サービスを提供する新会社「イブニオン」の紹介(パネル展示)
EV総合サービスのオンラインプラットフォームを運営する新会社「イブニオン」は、乗用車と商用車、あるいはメーカーを問わず、EV関連サービスを顧客へ包括的に提供するオンラインプラットフォーム「イブニオンプレイス(EVNION PLACE」)」を国内で運営。サービス開始時期は2024年8月を予定している。

 

 

テレマティクスサービス「トラックコネクト」(パネル展示)
トラックコネクト(Truckonnect®/三菱ふそうトラック・バスの登録商標)は、稼働中のFUSO車両情報をオンラインでリアルタイムにチェックできるテレマティクスサービス。トラックが発信する情報は、モバイル回線を経由してクラウド上のデータベースに蓄積される。

 

PCやスマートフォンで専用ページにアクセスすることで、車両の現在地や運行状況を把握できるため、車両トラブル時のよりスピーディな対応、業務効率の改善、危険運転の予防など、ビジネスシーンで幅広く活用できる。

 

 

米Wise Systems社開発の配送計画・管理システム「ワイズ・システムズ」(パネル展示)
ワイズ・システムズは、AI(機械学習等)を駆使して最適な配送ルートを計画することで、輸送効率の向上(配送時間・距離の削減、配送件数の増加等)を図り、CO2削減にも貢献できる、物流ビジネスの今をサポートするソリューション。

 

三菱ふそうのジャパントラックショー2024」特設ページはURLリンクの通りとなる。

 

ジャパントラックショー2024」開催概要

名称: ジャパントラックショー2024
主催: 一般社団法人 国際物流総合研究所
会期: 2024年5月9日(木)、5月10日(金)、5月11日(土)
10:00~18:00/最終日は17:00にて終了
会場: パシフィコ横浜 展示ホール、屋外

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。