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2019年7月31日【トピックス】

NEXCO東日本、関東支社管内のお盆渋滞予測を発表

片山 雅美

 NEXCO東日本は7月31日、定例記者会見を開き、関東支社管内の2019年お盆渋滞予測と回避方法などを発表した。お盆期間中(8月8日~18日)の渋滞予測では、期間中全体では分散傾向となるとした。しかし、11日の「山の日」を挟んだ3連休は期間中で最も高速道路の利用増が見込まれると予測している。

 

 距離では、10~30㎞の渋滞が116回と前年に比べ7回増となる一方で、30㎞以上は17回と前年比で3回減少と予測。日別・方向別の10㎞以上の渋滞回数は、下り方面は45回発生し、3連休の初日となる10日から長い渋滞が増加する。

 

ピークは11日で、関越自動車道(関越道)の東松山IC付近で40㎞の渋滞が発生すると見ている。一方、上り方面では、12日から10㎞以上の渋滞が増加し、期間中に88回発生。14日は最も多いとしていおり、東北自動車道の上河内SA付近で45㎞渋滞と予測した。

 

 また、期間中に羽田空港へ向かう場合は注意が必要としている。東京湾アクアライン下りを先頭する激しい渋滞発生が見込まれる。とくに、11日はアクアラインの渋滞が首都高速の湾岸線(西行き)東海JCT付近まで延びる。

 

この渋滞は5時から発生し、8時から13時までは10㎞以上となり、最大で16㎞、通過に1時間5分を要する。空港中央出口までは大幅な時間を有する恐れがあり、回避策として、羽田線の空港西出口の利用検討もあるとしている。

 

 同社では渋滞対策として、昨年12月に関越道の花園IC下りの出口車線を延伸し運用を開始した。これにより、17年の年末・年始に発生していた10㎞以上の渋滞6回から18年は0回に、18年のゴールデンウイークでは10回が0回と効果が表れている。今回のお盆においても昨年の10回に対して今回は渋滞発生しないと予測している。今後も渋滞対策として出口車線の延伸を推進する方針だ。

 

渋滞予測の説明を行った小宮奈保子渋滞予報士は、「期間中渋滞を避けるに、下り線では夕方から夜。上り方面では早朝から午前中の利用」を呼びかけた。また、東京湾アクアラインの上りでは「AI渋滞予測情報を毎日14時に“ドラぷら”で提供している」とし、この情報を活用し渋滞回避を求めた。(佃モビリティ総研・片山 雅美)

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松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。