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2023年7月6日【経済・社会】

ニアミー、LINE活用の配車サービスへ向け導入テスト開始

坂上 賢治

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新たな移動体験を提案して来たNearMe(ニアミー)と、総合人材サービスのパーソルプロセス&テクノロジー(パーソルP&T)は7月6日、AIとLINEを活用した「配車サービス」の8月本格提供に向け、一部タクシー事業者と共にテスト導入を開始した。

 

 

この新サービスは、事業者の要望に合わせて相乗りやデマンド交通などを柔軟に提供できるニアミーの「配車システム」と、LINE公式アカウント上にあるニアミーの「配車システム」をパーソルP&Tが連携させ、タクシー事業者(Microsoft Azureのパートナー企業を含む)の受付作業時間の短縮と、タクシー利用者の配車予約を簡易化。地域に於けるタクシー事業者のDX推進(MaaSの普及拡大)を目指すもの。

 

 

このニアミーとパーソルP&Tの2社によるテスト導入の動機は、コロナを取り巻く環境が新たな局面を迎えていることにあるのだという。具体的には経済産業省が公表した「第3次産業指数」では、鉄道旅客輸送業が90%程度まで回復。国内航空旅客運送業は25%を超えるまでに回復した。

 

しかし一方で少子高齢化や過疎化が進む地方は、公共交通利用者の減少による収益の低下や、運転者不足によるバスの減便や鉄道の廃線など、公共交通手段の維持は厳しい状況にある。そのため自家用車を持たない地域住民の移動は困難な状況となっている。

 

そこでLINE公式アカウントを開設しているタクシー事業者を対象に、タクシー事業をDXを推進させることで、これまでタクシー事業者が手作業で行っていた配車サービスの自動化・効率化させて安価に提供。生産性の向上、人材不足の解消を目指すという。

 

 

この2社の事業に参画したい企業は、新たに配車サービスのアプリをダウンロードすることなく、LINE上の公式アカウントを友だち追加するだけで、タクシーの配車予約が可能になる仕組みだ。

 

ニアミーとパーソルP&Tは今後、相乗りやオンライン決済、クーポンの発行、CRM(顧客関係管理)、イベント予約、アンケートなど様々な機能を実装させていく構えとしている。

 

この取り組みについてLINEのマーケティングソリューションカンパニー・プランニング統括本部ビジネスデザイン室の佐藤将輝室長は、「このたびのNearMe様とパーソルプロセス&テクノロジー様におけるタクシー配車サービスのリリースを心より歓迎いたします。

 

LINEは、2021年より日本マイクロソフト様およびMicrosoft Azureについて多数の導入実績があるパートナー様とともに共同プロジェクトを開始し、全国各地のMaaSの普及拡大を支援してまいりました。

 

この新サービスについても、この共同プロジェクトの一貫としてリリースされており、全国各地のタクシー事業者様およびタクシー利用者様に、新しいユーザー体験が提供されることを期待しております」と話している。

 

 

サービス提供会社の概要は以下の通り
会社名 :株式会社NearMe
所在地 :東京都中央区日本橋富沢町9-4 THE E.A.S.T.日本橋富沢町
代表者 :代表取締役 髙原幸一郎
設立  :2017年7月18日

 

 

会社名 :パーソルプロセス&テクノロジー株式会社
所在地 :東京都江東区豊洲3-2-20 豊洲フロント7F
代表者 :代表取締役 市村 和幸
設立  :1977年9月24日

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

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株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。