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2018年8月3日【経済・社会】

日産自動車、中国系再エネ企業にバッテリー事業譲渡

NEXT MOBILITY編集部

日産自動車・グローバル本社

 

日産自動車は8月3日、日産が保有するバッテリー事業およびバッテリー生産工場を、再生可能エネルギー事業者のエンビジョングループに譲渡する契約を締結したと発表した。

 

契約は日産が、バッテリー事業の譲渡に向けて民営投資機関と進めていた取引を解消したことを受けて締結された。

 

日産自動車・ロゴ

 

エンビジョンは、日産の子会社のオートモーティブエナジーサプライ(AESC)や北米日産が保有するスマーナのバッテリー生産事業、英国日産が保有するサンダーランドのバッテリー生産事業を譲り受ける。

 

この合意を受けてエンビジョンは、日産の追浜や厚木、座間にあるバッテリーの開発や生産技術部門を取得。経営権移転後も、AESCならびに追浜、厚木、座間にあるバッテリーの開発や生産技術部門、さらに米国スマーナと英国サンダーランドのバッテリー生産工場に勤務する全従業員の雇用を継続し、新会社本社および開発拠点は引き続き日本に置かれる予定だと云う。

 

日産は、同取引の第一段階として2007年に設立した高性能リチウムイオンバッテリーの開発・生産を担うAESCの株式のうち、日本電気(NEC)およびNECエナジーデバイスが保有する49%を取得し、AESCの全株式を取得。その後、労働組合との協議や規制当局の承認を経て、2019年3月29日までに完了する見込みだとしている。

 

なお、同取引は、日産のAESCの100%子会社化ならびにエンビジョンによるNECエナジーデバイスの全株式の取得等を条件とし、本取引における財務条件は開示されないとのことだ。

 

また、日産とエンビジョンが株式譲渡契約を締結するにあたり、日産は新会社の株式または持分の25%を保有することで合意している。

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松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。