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2022年4月27日【イベント】

日産、フォーミュラE世界選手権・第6戦モナコに参戦

坂上 賢治

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日産自動車は4月27日、来たる4月30日にモナコ市街地のサーキットで開催されるABB FIAフォーミュラE世界選手権の第6戦に参戦する。( 坂上 賢治 )

 

 

世界的に有名なモンテカルロの市街地コースだが、今回は港に沿ったシケインのレイアウトが昨年から変更される予定。ヘアピンカーブ、長いトンネル、タイトなシケイン、急な高低差など、モンテカルロの市街地コースはドライバーに極限まで試練を与える。

 

日産フォーミュラEゼネラル・マネージャー兼マネージング・ダイレクターであるトマソ ヴォルペは「モナコ入りすると、モータースポーツの歴史と情熱をひしひしと感じます。

 

日産の電気自動車(EV)がいかにエキサイティングでパワフルであるかを証明するのに、これほど適した市街地サーキットはないでしょう。

 

 

今回はコースレイアウトが変更されるため、昨シーズンのデータを基にセットアップすることができません。つまり、それまでにシミュレーターで行う準備が肝になります。

 

チームはレースに向け最適なセッティングを見つけるため、懸命に取り組んでいます。今年はフリー走行の時間も少ないので、現地でいろいろな設定を試す時間もありません。

 

クルマが現地に到着するまでに、すべて準備しておかなければならないのです。前回のe-Prixは競争が激しかったので、今回は予選で良い結果を残し、上位からレーススタートができるようにベストを尽くします 」と述べた。

 

ドライバーコメントは以下の通り
セバスチャン ブエミ:「モナコがとても楽しみです。過去に2回優勝し、2回ポールポジションを獲得しているモナコでレースができるのは素晴らしいことだと思います。前回のローマでは2ポイントを獲得しましたが、もっと上を目指します。

 

モナコに向けて懸命に準備しているので、このサーキットで走るのが待ち遠しいです。チームにもドライバーにとっても、正しいセッティングを見つけるのは大きなチャレンジですが、いい結果を出したいですね」

 

マクシミリアン ギュンター:「モナコはフォーミュラEの見どころのひとつであり、ドライバーは皆ここで勝利を挙げたいと考えています。多くのモータースポーツの歴史があり、幼いころ、憧れのヒーローがこのサーキットで戦っているのを見た思い出がたくさんあります。

 

素晴らしいサーキットですし、挑戦するには最高の場所です。フォーミュラEマシンと私たちのレースのやり方は、このサーキットにとても合うと思います。自分のホームでもあるし、自宅のベッドで寝て、家で朝食をとり、数分でパドックに着くというのが本当に最高です。多くのポイントを獲得できるよう懸命にレースします」

 

当日のテレビ放送・映像配信は以下のURLの通り
https://www.fiaformulae.com/en/watch/ways-to-watch 

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

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株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

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1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。