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2023年8月29日【エネルギー】

小田原市、EV宿場町コンソーシアムを発足

坂上 賢治

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小田原市は8月25日、ENECHANGE、JTBコミュニケーションデザイン、Terra Motors、東京電力パワーグリッド小田原支社、日産自動車、日本交通横浜小田原営業所、箱根モビリティサービス、パナソニック、BIPROGY、富士急湘南バス、REXEVと共に市内に於ける電気自動車(EV)の普及促進及びEV利用者の集客を図ることを目的に「小田原市EV宿場町コンソーシアム」を公民連携により設立した。( 坂上 賢治 )

 

同コンソーシアム設立の経緯は、世界各国が2050年までに脱炭素社会の実現を目指す中、日本政府もEVの普及を加速させるため、2035年までに乗用車新車販売で電動車100%の実現及び2030年までに充電インフラを15万基(うち急速充電器3万基)設置するという大目標を掲げていることが切っ掛けになった。

 

一方で小田原市は、小田原市気候変動対策推進計画(令和4年 10 月)に於いて、2030年度に乗用車の10%(約9,000台)をEVに代替するとした目標を掲げ、電気自動車を動く蓄電池と見立てたエネルギーマネジメント事業によるカーシェアリング等を推進している。

 

また脱炭素先行地域の実現を目指して、小田原東口エリアに観光客向けEV充電器30台を新たに設置することも計画している。しかしそれでもEVの普及促進に対して、充電インフラが充分に設置されていないこと。EVを積極的に利用するインセンティブも充分でないことが足元の課題であった。

 

そもそも将来、EVが急速に普及した場合、電力システムへの負荷が大きくなるため、地域の電力需給に応じてEVユーザーが能動的に充放電することを促す仕組みづくりも必要となる。

 

そこで小田原市EV宿場町コンソーシアムでは、これらの課題に対応するため、小田原市及び EV 関係事業者が公民連携して、市内の充電インフラの新設、運営及び利用データの分析、地域の電力需給に応じた EV利用を促すサービスやコンテンツの提供等に取り組む。

 

併せてEVユーザー(市民及び観光客)と地域の電力システムに対するEVの新たな価値を提示。EVが市内を日常的に走行する「EV宿場町」の実現を目指すという。

 

 

当初の参画会員は以下の通り(50音順)
– 小田原市
– ENECHANGE 株式会社
– 株式会社 JTB コミュニケーションデザイン
– Terra Motors 株式会社
– 東京電力パワーグリッド株式会社 小田原支社
– 日産自動車株式会社
– 日本交通横浜株式会社 小田原営業所
– 箱根モビリティサービス株式会社
– パナソニック株式会社
– BIPROGY 株式会社
– 富士急湘南バス株式会社
– 株式会社 REXEV

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

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1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

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1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

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日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

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株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

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1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。