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2024年5月17日【CASE】

RSD、東京ベイエリアで自社プロダクトを展示

坂上 賢治

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イタリアの2021年の催事でアワードも獲得したデザインテック企業のRDSは、東京ベイエリアで開催される「SusHi Tech Tokyo 2024」へ、5月17日~26日の期間を区切って(プロダクトによって出展日が異なる)モビリティプラットフォーム『Raptor』を筆頭に、歩行解析ロボット『RDS CORE-Ler』やeモビリティ『RDS Wusa』を出展する。

 

「SusHi Tech Tokyo 2024」は東京都が主催し、最先端のテクノロジーや多彩なアイデアやデジタルノウハウの新しい提案を介して、世界共通の都市課題を克服することを目的に開催されている。

 

RDSでは、先の4月にRDS 代表取締役社長の杉原行里氏と、千葉工業大 学未来ロボット技術研究センターfuRo所長の古田貴之氏が共同創業したスタートアップROIDZ TECHを介して発表した『Raptor』などを有明アリーナ未来スタジオで展示。

 

今回は、新たなデザインユニット(上部)とブラックモデルも初公開する。併せて現代を象徴するアーティスト「yama」によるショーケース応援ソング「声明」のミュージックビデオにも紹介する。

 

SusHi Tech Tokyo 2024ショーケースプログラム応援ソング「声明」 (アーティスト:yama)

 

この『Raptor』は3輪の「プラットフォーム型モビリティ」で、ベースユニット(下部)とデザインユニット(上部)が分離して合体できる特徴がある。下部はモビリティとしての「走る機能」を集約。上部のデザインユニットを交換することで、車体の形状と機能を自在に再構成でき、連結部は、車体が傾く「リーン機能」を装備していることから滑らかなスラロームターンなどの走りを実現する。

 

 

同様に有明アリーナ 未来スタジオでは、歩行解析ロボット『RDS CORE-Ler』の歩行解析デモンステレーションも実施する。加えてeモビリティ『RDS Wusa』はシンボルプロムナード公園内のmiraiサーキットで展示・試乗体験が行われる。

 

歩行解析ロボットの『RDS CORE-Ler』は、LiDARカメラを搭載したロボットが歩行姿勢を測定し、得られたデータをクラウドサーバ上で保存・解析する歩行計測システム。

 

 

歩行動作の解析を通した疾患研究に長年取り組んできた国立障害者リハビリテーションセンター研究所 運動機能系障害研究部 神経筋機能障害研究室(室長 河島則天氏)の研究成果をもとに、発見が難しかった病気の早期発見や未病対策に役立つことも期待されている。

 

従来、歩行動作の三次元計測は高い有用性がある一方で高価な動作解析(モーションキャプチャー)設備が必要で、解析の専門性も高いことが社会実装の壁になっていた。

 

 

RDSは、国立障害者リハビリテーションセンター研究所 ​運動機能系障害研究部 神経筋機能障害研究室との共同研究により、被験者の歩行速度に合わせて移動するロボットが高精度な3次元測定を行う独自の測定方式を開発。昨年9月に福島県南相馬市、今年4月に医療法人社団洛和会と連携協定を締結し、取り組みを進めている。

 

今回出展したCORE-Lerは、高精度な三次元歩行動作解析で歩行測定に特化し、また機械学習で判定精度を常に向上することで従来よりも多項目の評価が可能になった。被験者に計測マーカーの取り付けが不要で測定が簡単、安価なシステム構成とすることで、同社は歩行動作を新しい健康のバロメータとして定義づけていきたい考えだ。

 

RDS×南相馬市

RDS×医療法人社団洛和会

 

参考動画:RDS×医療法人社団洛和会連携協定 https://youtu.be/CJWp8gg32jw

 

更に『RDS Wusa』は、機能面でもデザイン面でも多様性をもった新しい概念のモビリティとして出展する。軽量で大容量のリチウムイオン電池を低く横向きに配置。それを頑丈なスチールフレームで支える構造となっており、ストロークの大きいリヤサスペンションにより快適な乗り心地を実現している。後輪駆動の最高速度は35kmで、上り坂でもトラクションを失わない。マイクロモビリティとして交通インフラに溶け込む製品を目指すという。

 

最後に屋内型のファーミングユニットとしてプランティオとRDSが共同開発。野菜栽培の本来持つ「育てるたのしさ、食べるよろこび」を屋内でも可能にする屋内向け野菜栽培装置の『新型インドアファーミングユニット』も出展する。

 

RDSプロダクト 出展概要は以下の通り

 

『Raptor』
期間:5月17日(金)〜5月21日(火)
会場:有明アリーナ 未来スタジオ

 

『RDS CORE-Ler』
期間:5月17日(金)〜5月21日(火)
会場:有明アリーナ 未来スタジオ
※5月18日(土)19日(日)に人数限定で歩行解析モニター体験を実施

 

『RDS Wusa』
期間:5月12日(日)〜5月26日(日)
会場:シンボルプロムナード公園内miraiサーキット
※5月18日(土)19日(日)に人数限定で歩行解析モニター体験を実施

 

トークセッション
5/19(日)17:30-18:30テーマ:MOBILITY「サステナブルなモビリティ社会」
RDS杉原行里、千葉工業大学未来ロボット技術研究センターfuRo 古田貴之、exiii design小西哲哉と『Raptor』の開発に携わった3名が、経緯や想いなどを語る。

 

宮本卯之助商店×RDS「ツナグルマ」

 

株式会社RDS
会社名 :株式会社RDS
設立 :1984年 3月
代表者 :代表取締役社長 杉原行里
所在地 :東京デザインオフィス 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-8-6
R&Dスタジオ :〒369-1211 埼玉県大里郡寄居町赤浜1860
YouTube : https://www.youtube.com/channel/UCiv1AQwoolXy-mbvnHSPGug

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

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1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。