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2024年4月24日【MaaS】

S.RIDE、法人利用顧客向けの経理事務サービスを始動

坂上 賢治

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ソニー保有のAIとIT技術を用いて開発したタクシー配車アプリを提供するS.RIDE(エスライド)は4月24日、タクシー利用の法人顧客に向けて、タクシー料金の請求書払いや利用履歴管理を担う法人向けサービス「S.RIDE Biz(エスライド ビズ)」の申し込み受付を同日より受け付け、5月末よりサービス提供を始動させる。

 

「S.RIDE Biz」は、まず契約企業専用のWebページを用意。組織内でのタクシー利用データを一元管理。経費精算や請求管理業務の効率化をワンストップで提供するもの。インボイス制度や電子帳簿保存法などの法令にも対応し、法人の効率的な経理業務を包括的にサポートするという。

 

利用イメージ( 管理画面 )

 

S.RIDEでは、「お客様は、管理者から発行されるビジネスアカウントをタクシーアプリのS.RIDEに設定するだけで、法人利用・個人利用をアプリ画面内で簡単に切り替えることができるようになります。

 

より具体的には、〝ビジネスアカウント〟を選択され、事前登録したクレジットカードによるネット決済が可能な〝S.RIDE WALLET(エスライドウォレット / S.RIDE WALLET対応タクシーを利用すること)〟を支払い方法に選択して頂く。

 

利用イメージ( アプリ画面 )

 

これによりアプリからの配車はもちろん、街中で流しのS.RIDE提携タクシーをご利用の際にも車内決済や領収書の管理が不要になり、タクシーを快適かつ迅速に業務利用できるようになります。

 

今後、S.RIDE Bizでは、契約法人を対象とした代理配車や、複数台配車、Webからの配車などのサービスを拡充していく予定です」と説明している。

S.RIDE Bizの大凡の概要は以下の通り

 

サービス名:S.RIDE Biz
問い合わせ:ボタンより申し込み受付
対応エリア: 東京都/神奈川県
※順次拡大予定。また対応エリアであってもタクシー事業者によってはサービスに対応していない場合がある。

 

管理者向け機能
ビジネスアカウントのアプリ連携/利用履歴管理/請求書払い/アカウント管理/グループ管理など (※代理配車や、複数台配車、Webからの配車については今後拡充予定)

 

利用ユーザー向け機能
タクシーアプリ「S.RIDE」機能および、ビジネスアカウントとプライベートアカウントの設定切り替え。
利用料金:初期費用・月額基本料は無料
利用手数料:タクシー利用金額(運賃・迎車料金・その他オプション料金を含む)に対して発生

 

【S.RIDE Bizサービスローンチキャンペーン】
実施期間中の申し込み法人を対象に、2024年内は手数料の割引を行う他、初月手数料が無料となるキャンペーンを実施。キャンペーン実施期間は、2024年4月24日~2024年12月31日

対応エリア:https://www.sride.jp/jp/area/
宮城県/茨城県/埼玉県/千葉県/東京都/神奈川県/愛知県/大阪府/宮崎県

 

主なアプリ機能:
・タクシーの配車(いますぐ呼ぶ/予約(空港定額含む)/事前確定運賃)
・クレジットカードの事前登録によりアプリからの配車でスムーズなネット決済
・流しからの乗車でも車載タブレットからネット決済が可能なS.RIDE WALLET(エスライドウォレット)
・経費精算プログラムとの連携 / メールでの電子領収書発行
対応決済:Visa / Mastercard / JCB / American Express /Diners Club / Apple Pay /CAB CARDモバイル決済

 

アプリDL:
App Store : https://apps.apple.com/jp/app/id1458325928
Google Play : https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.sride.userapp

 

S.RIDE株式会社
会社名:S.RIDE株式会社
住 所:東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター5階
設立:2018 年 5 月 31 日
代表者:橋本 洋平
事業内容:タクシーアプリ「S.RIDE」の提供およびタクシー事業者等に向けた配車ソフトウェア・システム他の企画・開発・サービス提供
サイトURL:https://www.sride.jp/jp/
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UC7Pwhc_HOfiqZzmbAAi5WpA
Facebook:https://www.facebook.com/S.RIDE.TAXI
X :https://twitter.com/SRIDE_TAXI
Instagram:https://www.instagram.com/s.ride_official_/

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。