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2019年6月11日【テクノロジー】

ソフトバンク、5Gを使ったトラック隊列実験

NEXT MOBILITY編集部

 

ソフトバンクは、6月11日、次世代通信規格5Gの新たな無線方式(以下「5G-NR」)を使った車両間通信の屋外フィールド試験として、新東名高速道路でトラック隊列走行(先頭車両が有人運転で、後続車両が自動運転で先頭車両を追従)の実証実験を行い、5G-NR活用の車間距離自動制御に世界で初めて成功したことを発表した。

 

 

実験は、新東名高速道路の試験区間(約14km)を時速約70kmで走行する3台のトラック車両間で、5Gの車両間通信(4.5GHz帯使用、無線区間の伝送遅延1ms以下)を用いて位置情報や速度情報などを共有し、リアルタイムでCACC(Coordinated Adaptive Cruise Control、協調型車間距離維持制御)を実施(協力:先進モビリティ)。

 

 

 

一般車両が走行する高速道路(公道)という実用的な環境下で行った試験区間において、CACCによる安定した隊列維持に成功した。

 

これにより、「5G-NR」の高信頼・低遅延という特長を活用して、高速道路を隊列走行するトラック車両間で制御情報を共有し、車間距離自動制御を行うことに世界で初めて成功したことになる。

 

 

この結果を同社は、「トラック隊列走行の早期実用化に寄与するもの」とし、今後も引き続き実験を推進していく方針だ。

 

 

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松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。