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2024年1月18日【IoT】

CES第3回自動運転チャレンジでミュンヘン工科大が優勝

坂上 賢治

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インディ・オートノマス・チャレンジ(IAC)は1月12日、ミュンヘン工科大学のTUM Autonomous Motor Sports(TUMオートノマス・モータースポーツ)が、追い縋るバージニア大のCavalier Autonomous Racing(キャバリア・オートノマス・レーシング)を破って今年のオートノマス・チャレンジCESで優勝した。

 

 

今年のレースでは、IAC大学の3つのチーム、PoliMOVE-MSU、AI Tech Racing、TII Unimoreが新しく発表されたIAC AV-24で出走。TUM Autonomous Motorsportチームは、寒さがタイヤに影響を与える風の強い状況にも関わらず、車両が時速150マイルを超える最高速度に達したことで栄冠を手にした。

 

Indy Autonomous Challenge

 

なお事前のデモ走行ではトラック照明下での走りから、次々とライトを消す試みを実行。完全な暗闇の中で、LEDライトのみで輪郭が描かれた複数のIAC AV-24マシンが真っ暗な中を走行。可視光無しでも走行可能な世界初のIAC AV-24の能力を示した。

 

Indy Autonomous ChallengeAI Racing Tech – カリフォルニア大学バークレー校 (カリフォルニア州)、ハワイ大学 (ハワイ州)、カリフォルニア大学サンディエゴ校 (カリフォルニア州)、カーネギーメロン大学 (ペンシルバニア州)PoliMOVE-MSU – ミラノ工科大学 (イタリア)、アラバマ大学 (アラバマ)、ミシガン州立大学 (ミシガン)TII EuroRacing – モデナ・レッジョ・エミリア大学 (イタリア)、Technology Innovation Institute (アラブ首長国連邦) Autonomous Tiger Racing (ATR) – オーバーン大学ブラック & ゴールド自律レーシング- パデュー大学 キャバリア・オートノマス・レーシング (CAR) – バージニア大学 キャバリア・オートノマス・レーシング (CAR) – バージニア大学 KAIST – 韓国科学技術院(韓国) MIT-PITT-RW – マサチューセッツ工科大学 (マサチューセッツ州)、ピッツバーグ大学 (ペンシルバニア州)、ロチェスター工科大学 (ニューヨーク)、ウォータールー大学 (カナダ) TUM Autonomous Motorsport – ミュンヘン工科大学 (ドイツ)

 

IACのポール・ミッチェル氏は、「TUM Autonomous Motorsportのオートノマス・チャレンジCESでの優勝を心から祝福いたします。また3度目の開催となったオートノマス・チャレンジCESに再び戻ってくることができて嬉しく思います。

 

 

2022年の史上初の自動運転レースカーの直接対決から、2023年には、7か国に跨がる18の大学から集った9チームが、先代のIAC AV-21レースカーで競い合い、新たな自動運転レースカーの世界速度記録の樹立に至るまで、私たちは歴史的瞬間を目にしてきました。

 

そして現在、IAC AV-24が世界で稼働しているだけでなく、世界初の複数のレースカーによる真っ暗闇の中での走りでも、私たちのクルマは絶えず限界を超え続けています。この成果は、自動運転がもはや遠い夢ではなく、私たちの未来を形作る現実であることを証明しています。

 

IAC AV-24は、これまでに組み立てられた中で最も技術的に先進的かつ最速の自動運転レースカーであることを証明しました。最先端のハードウェアを搭載し、AI アルゴリズムによってコントロールされるAV-24は、高速で自律走行可能なモビリティとして自動車史のなかで大きな進歩を示しています」と述べた。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

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1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

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日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

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株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。