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2018年7月21日【テクノロジー】

UBER、淡路島での「配車アプリ」導入実験で記念式典を開催

NEXT MOBILITY編集部

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また併せて衆議院議員・内閣官房副長官の西村康稔氏からビデオメッセージが贈られた他、来賓として当地に訪問した駐大阪神戸米国総領事のカレン・ケリー氏(Karen Kelly )が開催の祝辞を述べた。

 

なお先の西村氏は、ビデオメッセージで「タクシー事業者をはじめ多くの皆様の協力もあって、国産みの島、淡路で最先端のテクノロジーと地元の産業が上手く融合した新たなビジネスが日本で初めて生まれます。新しい挑戦で大いに観光を盛り上げ、淡路の活性化、日本の活性化につながってほしいと思います」とコメントした。

 

一方、実証実験の開始にあたりUberのアミット・ジェイン氏は「 Uberのテクノロジーが、淡路島の交通環境のさらなる充実に寄与できることを大変嬉しく思っています。地元のタクシー会社や県民局の皆様と共に、力を合わせてこの日本初となる取り組みを拡充していきたいと思います 」と話した。

 

 

その後、吉村氏、池田氏、アミット・ジェイン氏に加え、カレン・ケリー氏、淡路島内3市長らが実証実験の開始を祝してテープカットを行い、最後にウーバーの配車アプリを搭載したタクシー車輌の第1号が会場を出発し、言葉に不慣れな旅行者や土地勘のない来島者、地元利用者に対して島内の新たな移動手段登場の利便性を印象付けた。

 

 

淡路島実証実験概要
-配車区域:原則として淡路島内での乗降車(島内から乗車し島外での降車は可)
-実証実験期間:20187月21日 ~2019年3月31日(2018年5月22日発表時)
タクシー事業者: 淡路島内タクシー事業者から公募
利用対象者:観光客を含む来島者全般および淡路地域住民を含む全て

 

 

配車の流れとUber 配車アプリの特長
– Uber の配車アプリをスマートフォンにダウンロードし設定。
– 利用者は自分のスマートフォンの設定言語でアプリ利用が可能。
– アプリから配車位置(現在地や指定位置)まで地元タクシーを配車。現在地はGPSにより自動的に表示。
– 配車が確定したタクシーのドライバーや車輌番号、想定配車料金、到着予定時刻が事前に判る。
– 行き先や降車位置は、利用者がマップ上で配車時にアプリ内で指定。乗車時に運転手との余計なやりとりは発生しない。
– 移動中も現在位置をマップ上にリアルタイムで表示。土地勘がない方も安心して乗車できる。
– 運賃支払いは、アプリを通じてクレジットカードで精算。現金でのやりとりが発生しない。
– 領収書は、降車後に利用者の登録メールに送付される。

MOTOR CARS

 

 

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。