トヨタは2月14日、米国特許商標庁から他の競合自動車メーカーよりも多くの特許を申請取得した。知的財産所有者協会による年次リストによるとトヨタは今年、単一企業に付与された全体の特許で獲得ランクを向上させて全体の4位になっている。
この成績は、過去40年間で歴代最高ランクであり、世界トップブランドの中で、テクノロジー並びにイノベーションのリーダーとしての地位を更に強化した事になるという。
そんな同社が2022年に取得した3,056件の取得特許の内、半分近くが未来のモビリティに関するもので、そのうち26パーセントは車両・バッテリー・材料を対象とした電化に関するもの。14パーセントは自動化と安全性に焦点を当てている。
これにの実績と成果にトヨタ モーター ノース アメリカのコーポレート リソース担当でシニアバイスプレジデント兼最高法務責任者のサンドラ フィリップス ロジャース氏は、「当社のエンジニア、研究者、科学者は、トヨタを現在および今後数年に亘って最高の地位に置くべく研究に没頭しています」と話す。
またトヨタ モーター ノース アメリカの知的財産顧問兼特許ライセンス担当ディレクターを務めるフレデリック・マウ氏は、「これらの知見はトヨタだけでなく、自動車産業のみならず、社会全体に利益をもたらす事になります。
なぜなら私たちの知的財産の一部は、他の人がライセンスを受けて新しいアプリケーションを発見するために活用出来るからです。
トヨタはこれからも顧客に対してだけでなく、広域産業なども視野に魅力的なモビリティと車両技術のリーダーであり続けるべく、研究開発1時間あたり100万ドル以上を費やしていきます」と語っている。