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2023年7月6日【イベント】

ベントレー、英グッドウッドでW12の20周年を祝う

坂上 賢治

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ベントレーは英国時間の7月6日、今年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードに於いてW12気筒エンジンが生誕20周年を迎える。これを記念して木曜日には12台のW12エンジン搭載車によるパレードが実行され、続くヒルクライムでもベントレーのヘリテージコレクションから7台が参加する。

 

この6.0リッターツインターボW12気筒エンジンは、過去20年という長きに亘ってベントレーを支え続けて来た存在だ。同パワーユニットは、2003年のコンチネンタルGTと共に歴史の表舞台にその名を刻んで以降、一貫してベントレーのパフォーマンスを支えてきた。

 

 

他方でW12気筒エンジンはブランドの電動化への歩みのなかで最終生産段階を迎えており、2024年4月を以てユニット製造の幕が閉じられる。

 

今回ヒルクライムを走るのは、マリーナテールで仕上げられたエンジニアリング耐久試験用のプロトタイプの〝カー・ゼロ・ゼロ(Car Zero-Zero)〟となり、これは現存する2台のバトゥールのうちの1台となっている。

 

750 PS/1,000Nmという歴代最高値を誇るエンジンを搭載したこの「バトゥール・バイ・マリナー」は、ベントレーのオーダーメイド部門であるマリナーによる最新の完全コーチビルドプロジェクトであり、僅か18台の生産車は既に販売済みだ。

 

 

また新型「コンチネンタルGT ル・マンコレクション」は、最高出力659PSをマークするW12エンジン搭載車として最高峰に位置するもの。この限定車も僅か48台のみが生産されるが、それに先立ちヒルクライムに参加する予定となっている。

 

同じくW12気筒エンジン生産の節目を迎える今回は、それを記念して、特別なスピードモデルも製作した。この「エディション12シリーズ」にはW12気筒エンジンにインスパイアされた数々の装飾が盛り込まれながら、コンチネンタルGT、コンチネンタルGTC、フライングスパー、ベンテイガスピードが各120台ずつ生産される予定だ。

 

 

グッドウッドでは、そのなかでもフライングスパー・スピード・エディション12が、新しいペイントカラー「オパライト」を纏って披露される。更にヒルクライムに登場する最後のW12エンジン搭載車が「コンチネンタルGTパイクスピーク」で、2019年にパイクスピークで量産車クラスの新記録を樹立したクルマそのものが初参加する。

 

 

なおベントレーのオリジナルスーパーカー、4.5リッタースーパーチャージド、通称ベントレーブロワーも披露される。走行するのは1929年製チームカー#2をベースとして、マリナーがゼロから12台だけ製作した世界初の戦前車の継承プロジェクト、「ブロワー・コンティニュエーション・シリーズ」の0号車となる。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

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1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

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日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

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株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。