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2023年9月27日【トピックス】

KSI、ライドシェア解禁をテーマにネット調査を実施

坂上 賢治

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Zホールディングス傘下の民間シンクタンク紀尾井町戦略研究所(KSI、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:別所 直哉)は9月27日、一般消費者(全国の18歳以上の男女1,000人)に向けてライドシェア解禁に係るWeb調査を行った。調査日は9月21日。調査にあたってはYahoo!クラウドソーシングを利用した。

 

​その調査結果サマリによると、ライドシェアという言葉について、ある程度を含め内容を理解できている人は51%を占め、聞いたことがない人は18%だった。

 

ある程度を含め理解できている人を職業別に見ると、会社役員・団体役員が唯一6割台で最多だった。海外でライドシェアサービスを利用したことがある人は5%いた。

 

日常でのタクシーの利用頻度は「ほとんどない」44%が1位で、2位は「まったくない」26%、3位は「数か月に数回」18%。タクシーが捕まりづらいと、ときどき感じる人は29%、よく感じる人は6%だった。

 

タクシー運転手の人手不足や高齢化について「将来不便になるので対策が必要だと思う」47%が最多、「不便だと感じているが労働人口が減っていくので仕方ないと思う」17%が続いた。

 

 

今回の題目となるライドシェアを日本国内で進めるかどうかについては、「特区を作り試験的に行うべきだと思う」21%が最多、「観光地や過疎地域に限定するなどし、段階的に進めるべきだと思う」18%が続いた。

 

国内に導入された場合、乗客としてライドシェアを「利用したくない」「あまり利用したくない」が計52%なのに対し、「利用したい」「ある程度は利用したい」は計30%。ライドシェアのドライバー(運転手)に「なりたくない」「あまりなりたくない」が計67%に上り、「なりたい」「時間と条件が合えばなりたい」は計14%だった。

 

日本でのライドシェア解禁について、いずれもどちらかというとを含め、賛成が45%、反対は33%。不安だと思う点を複数回答で聞くと、事故時の対応や補償が65%でトップ。同様に期待する点を聞くと、タクシーより低料金で利用できることが47%で1位だった。

 

ライドシェアが国内で受け入れられると思うかどうかを聞くと「思う」「ある程度思う」が計43%、「受け入れられないと思う」「あまり受け入れられないと思う」が計44%と拮抗(きっこう)した。

 

ライドシェアという言葉について、ある程度を含め内容を「理解できている」人は51.1%を占めた。職業別に見ると、会社役員・団体役員が唯一6割台で最多だった。 「聞いたことはない」は18.9%。(Q6)

 

ライドシェアサービスを海外で「利用したことがある」5.4%、「利用したことはないが、機会があれば利用したいと思う」26.8%、「利用したことはないし、機会があっても利用したいとは思わない」35.2%だった。(Q7)

 

日常でのタクシーの利用頻度は「ほとんどない」44.1%が最多で「まったくない」26.6%、「数か月に数回」18.7%と続いた。「毎日」あるいは「週に数回」と答えた人(計1.8 %)を職業別に見ると、会社役員・団体役員が唯一1割台でトップ。(Q8)

 

タクシー利用について捕まりづらいと「ときどき感じる」29.3%がトップで「よく感じる」は6.8%。「利用していないため関心はない」28.2%が2位だった。(Q9)

 

タクシー運転手の人手不足や高齢化について「将来不便になるので対策が必要だと思う」47.6%が最多、「不便だと感じているが労働人口が減っていくので仕方ないと思う」17.1%が続いた。(Q10)

 

高齢のタクシー運転手の運転で危険を感じたことが「ある」「それなりにある」は計36.0%、「ない」「それほど感じたことはない」が計30.1%だった。(Q11)

 

運転手不足の公共交通機関への影響を解消していく手段として3つまで聞くと「若者や女性の運転手を増やすための労働環境改善」49.2%が首位だった。(Q12)

 

日本でライドシェアを進めるべきかどうかを聞くと「特区を作り試験的に行うべきだと思う」21.0%が最多、「観光地や過疎地域に限定するなどし、段階的に進めるべきだと思う」18.9 %が続いた。(Q13)

 

ライドシェアが国内で導入されたら乗客として「利用したくない」「あまり利用したくない」が計52.0%を占め、「利用したい」「ある程度は利用したい」は計30.5%。ある程度を含め「利用したい」人を男女別で見ると、男性は3割台半ば、女性は2割台前半だった。(Q14)

 

ライドシェアが国内で導入されたらドライバー(運転手)になりたいかどうかを聞くと「なりたくない」「あまりなりたくない」が計67.7%に上り、「なりたい」「時間と条件が合えばなりたい」が計14.3%だった。(Q15)

 

仮にライドシェアが国内で解禁された場合のタクシー会社への影響は「経営にマイナスがあると思う」42.2%、「現状のままだと思う」25.1%などとなった。(Q16)

 

ライドシェアが国内で解禁された場合に不安だと思う点を複数回答で聞くと「事故にあった時の対応や補償」65.6%がトップになった。(Q17)

 

ライドシェアが国内で解禁された場合に期待する点を複数回答で聞くと「タクシーより低料金で利用できる」47.4%が最多を占めた。(Q18)

 

日本でライドシェアが受け入れられると思うかどうかを聞くと「受け入れられると思う」「ある程度受け入れられると思う」が計43.3%、「受け入れられないと思う」「あまり受け入れられないと思う」が計44.1%と拮抗(きっこう)した。ある程度を含め「受け入れられる」と答えた人を地域別に見ると、中国と沖縄がいずれも5割台で最多となった。(Q19)

 

日本でのライドシェア解禁にどちらかというとを含め「賛成」45.7%、どちらかというとを含め「反対」33.9%となった。(Q20)

 

人口減少に伴う労働力不足で優先的な対応が必要な分野を3つまで回答可能として聞くと「トラックなどの貨物運送を担う運転手」60.0%がトップ。(Q21)

 

次期衆院選の小選挙区で投票したい政党の候補者は自民党16.1%(前回9月16日18.5%)、日本維新の会11.3%(14.4%)、立憲民主党4.6%(5.6%)、国民民主党3.2%(4.3%)などとなった。(Q22)

 

次期衆院選の比例代表で投票したい政党は自民(前回9月16日17.3%)、維新11.5%(14.8%)、国民4.9%(5.0%)、立憲4.4%(5.3%)などとなった。(Q23)

 

岸田内閣を「支持する」17.3%(前回9月16日17.3%)、「支持しない」65.4%(65.6%)だった。(Q24)

 

政党支持率は自民17.8%(前回9月16日19.5%)、立憲3.6%(4.5%)、維新10.5%(11.2%)、公明党1.5%(1.9%)、国民2.6%(3.6%)、共産党1.7%(1.3%)、れいわ新選組1.9%(2.5%)、社民党0.1%(0.1%)、政治家女子48党0.5%(0.8%)、参政党1.0%(0.9%)、その他の政党・政治団体0.3%(0.6%)、支持する政党はない55.0%(48.6%)。(Q25)

 

以上に係る調査レポートの詳細は以下URLを参照されたい

https://ksi-corp.jp/topics/survey/2023/web-research-58.html

 

また紀尾井町戦略研究所が提示した関連記事は以下の通り
物流、建設、医師の2024年問題「内容理解している」42%
https://ksi-corp.jp/topics/survey/2023/web-research-56.html

 

今回の調査概要は以下の通り
・調査期間: 2023年9月21日
・調査機関(調査主体): 紀尾井町戦略研究所株式会社
・調査対象: 全国の18歳以上の男女
・有効回答数(サンプル数): 1,000人
・調査方法(集計方法、算出方法): インターネット上でのアンケート

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

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1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

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株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。