MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept

マツダは２月２２日、今季の「ＥＮＥＯＳスーパー耐久シリーズ２０２３Ｐｏｗｅｒｅｄ　ｂｙ　Ｈａｎｋｏｏｋ」に「ＭＡＺＤＡ　ＳＰＯＲＴＳ　ＲＡＣＩＮＧ　ＭＡＺＤＡ３　Ｂｉｏ　ｃｏｎｃｅｐｔ」と「倶楽部ＭＡＺＤＡ　ＳＰＯＲＴＳ　ＲＡＣＩＮＧ　ＲＯＡＤＳＴＥＲ」で参戦する。

今季は共に参戦する他の自動車メーカーと共に、カーボンニュートラル燃料を使用する車両で実証実験を行い、将来に亘って持続可能なモータースポーツのあるべき姿を創造。時代の変化に適合したモータースポーツ活動の啓発・認知拡大に務めるとしている。

倶楽部MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER

（１）ＭＡＺＤＡ　ＳＰＯＲＴＳ　ＲＡＣＩＮＧ　ＭＡＺＤＡ３　Ｂｉｏ　ｃｏｎｃｅｐｔ（ ５５号車 ）
ＳＴ-Ｑクラスに参戦する「ＭＡＺＤＡ　ＳＰＯＲＴＳ　ＲＡＣＩＮＧ　ＭＡＺＤＡ３　Ｂｉｏ　ｃｏｎｃｅｐｔ」は、カーボンニュートラルの次世代バイオディーゼル燃料の普及に向けて実証実験を進めるための車両。

２０２３年シーズンは、ユーグレナから提供を受ける海外製造の次世代バイオディーゼル燃料「サステオ（ ＨＶＯ ）」を使用する。

監督：木田努氏
ドライバー：井尻薫選手、関豊選手（ 以上、プロレーシングドライバー ）、前田育男選手、寺川和紘選手（ 以上、社内ドライバー ）、阪口良平選手、堤優威選手（ 以上、プロレーシングドライバー：第2戦 富士ＳＵＰＥＲ　ＴＥＣ２４時間レースのみ参戦 ）

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（２）倶楽部ＭＡＺＤＡ　ＳＰＯＲＴＳ　ＲＡＣＩＮＧ　ＲＯＡＤＳＴＥＲ（ １２０号車 ）
２０２３年から参加型モータースポーツの一層の盛り上げを図るため、新たに２つの「倶楽部ＭＡＺＤＡ　ＳＰＯＲＴＳ　ＲＡＣＩＮＧチャレンジプログラム」が始動する。

１つ目は「バーチャルからリアルへの道」で、バーチャルのｅＳＰＯＲＴＳの世界からリアルモータースポーツを体験する機会を提供するプログラム。

２つ目は「スーパー耐久レースへの道」で、マツダが協賛している２つのグラスルーツモータースポーツ（ 以下後述 ）にて優秀な成績を収めたドライバーが、２０２３年スーパー耐久シリーズにチャレンジするプログラムとなる。

今シーズンＳＴ-５クラスに参戦する「「倶楽部ＭＡＺＤＡ　ＳＰＯＲＴＳ　ＲＡＣＩＮＧ　ＲＯＡＤＳＴＥＲ（ １２０号車 ）」は、新たな時代のモータースポーツ文化の担い手になる事を狙いに「スーパー耐久レースへの道」で選ばれたドライバーがスーパー耐久シリーズにチャレンジする車両。

監督：武地孝幸氏（オーバードライブチーム）
ドライビングパフォーマンスダイレクター（ 日頃の運転訓練やレース時のアドバイスなどを行うアドバイザー役を担う ）：檜井保孝氏（ プロレーシングドライバー ）

ドライバー：上田純司選手、織田祥平選手、菊池峻斗選手、中島優太選手、本多栄一選手、箕輪卓也選手（ 以上、チャレンジプログラム選抜ドライバー ）、杉野治彦選手、樋口紀行選手

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（３）ガソリン代替カーボンニュートラル燃料での参戦
次世代バイオディーゼル燃料を使用する「ＭＡＺＤＡ　ＳＰＯＲＴＳ　ＲＡＣＩＮＧ 　ＭＡＺＤＡ３　Ｂｉｏ ｃｏｎｃｅｐｔ」に加えて、２０２３年夏以降にＳＴ-Ｑクラスに「ＭＡＺＤＡ　ＲＯＡＤＳＴＥＲ」で参戦し、ガソリン代替のカーボンニュートラル燃料の実証実験にもチャレンジする。