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2023年1月18日【イベント】

佐藤琢磨選手、新体制で3度目のインディ500制覇を目指す

坂上 賢治

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インディカー・シリーズ(IndyCar Series)で、過去10度チャンピオンチームに輝く米チップ・ガナッシ・レーシング(Chip Ganassi Racing)は1月17日、2023年の同シリーズ戦に於けるオーバルレース開催ラウンドに佐藤琢磨選手を起用すると発表した。

 

今季挑むのは、インディアナポリス500を含む高速でのレースが展開される楕円形コースレイアウト(毎年5戦以上がカレンダーに組み込まれる)のラウンドを選択しての戦いとなる。

 

 

佐藤選手はホンダのドライバー育成プログラムである鈴鹿レーシングスクール(現ホンダ・レーシング・スクール・鈴鹿)を1997年に卒業。2002年からはFIAフォーミュラ・ワン世界選手権(F1)に出場し、2004年アメリカGPでは表彰台を勝ち取った。

 

インディカー・シリーズには2010年から参戦を開始。特にF1モナコGP、ル・マン24時間レースと並ぶ世界3大レースのひとつとして知られ、決勝日には35万人を超える観衆の前で最高速度380km/hにもなるスピードで争われるインディアナポリス500マイルレースを2017年と2020年に制覇している。

 

 

今シーズンは先の通り、自身3度目の優勝を目指すインディ500を含めたオーバルコースで開催される複数(開催5戦)のレースに参戦する。具体的にはカーナンバー11の車両を、ルーキーのマーカス・アームストロング選手と共有しての戦いとなる。

 

佐藤琢磨選手は「2023年にチップ・ガナッシ・レーシングに加入できる事に、言葉では表せないほどの期待と感激を抱いています。

 

このチームはもう何十年にもわたってシリーズのトップに位置しているチームであり、言うまでもない事ですが競争力の高さは圧倒的です。

 

オーバルレースに集中するのは僕にとって新たな経験ですが、これまでチャンピオンシップやインディ500を何度も制したチームメンバーやチームメイトと参戦する事が大きなアドバンテージとなることは間違いなく、その可能性に胸をワクワクさせています。チャレンジが始まるのを待ちきれない気分です」と話している。

 

 

佐藤琢磨選手の主な戦績は以下の通り
1997年
鈴鹿レーシングスクール フォーミュラ(SRS-F)を卒業

2001年
英国F3選手権チャンピオン
マスターズF3優勝
マカオGP優勝

2002年
ジョーダン・ホンダよりF1デビュー

2003年
B・A・R ホンダに移籍

2004年
F1 第9戦アメリカGPで3位表彰台

2006年
スーパーアグリ・ホンダに移籍

2010年
KVレーシングよりインディカー・シリーズに参戦
第94回インディアナポリス500にてインディ500に初挑戦、20位完走

2011年
インディカー・シリーズ第8戦で日本人初のポールポジション獲得

2012年
レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングに移籍
第4戦サンパウロで自身初の3位表彰台
第96回インディ500にて終盤まで優勝争いを演じるも、惜しくも最終ラップでスピン

2013年
AJフォイト・レーシングに移籍
第3戦ロングビーチでインディカー・シリーズ日本人初優勝

2017年
アンドレッティ・オートスポーツに移籍
第101回インディ500で日本人初優勝
この勝利により内閣総理大臣顕彰受賞

2018年
レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングに移籍

2019年
第103回インディ500でトップに約0.3秒及ばず、3位

2020年
第104回インディ500予選で日本人過去最高位となる3位
決勝レースで自身2度目となる優勝

2021年
第105回インディ500で連覇を狙うも、14位。

2022年
デイル・コイン・レーシング・ウィズ・リック・ウェア・レーシングから参戦

2023年
チップ・ガナッシ・レーシングに移籍、3度目のインディ500制覇を狙う

 

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

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1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

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日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

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経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

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株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。