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2024年5月7日【イベント】

トヨタの歩行領域EV、お台場・青海地域で期間限定実証

坂上 賢治

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トヨタ・コニック・プロは5月7日、持続可能な都市を目指すイベント「SusHi Tech Tokyo 2024」の開催に合わせ、トヨタの歩行領域BEV〝C+walk T(シーウォークティー)〟とGPS連動の音声ガイド(日英対応)の融合させて、お台場・青海エリアを巡る周遊観光サービス〝OSAMPO(おさんぽ)〟を期間限定で実証提供する。

 

 

より具体的には、最高速度6km/hのモビリティによる、おさんぽ感覚の移動と、音声によるエリア観光情報を組み合わせ、お台場・青海の潮風や遊歩道の緑を感じながら各種スポットを巡るサービスを提供する。

 

 

このOSAMPOで移動ツールとして使うC+walk Tは、免許不要の電動モビリティ。人に近いサイズで歩行者が行き来する空間に溶け込むもの。立った姿勢での乗車を特徴とし、ステップ高150mmと低くフラットなステップによって、乗り降りしやすく、操作しやすく、歩道(行動)走行が可能な3輪BEVとなっている。

 

近年マルチモーダル交通の進展により、目的地へのアクセスは徐々にスムーズになりつつあるものの、目的地内での回遊には、歩行を困難に感じる人だけでなく、多くの人々に対するサポート等で課題が残る。トヨタ・コニック・プロでは、その課題を解決できる一つの手段が歩行領域BEV であるという。

 

 

同社では、「今回の無償実証実験により、お台場・青海エリアの観光客への話題性・受容性を確認し、今後は同エリアでの持続的な有償事業化も見据え、歩行領域 BEV による新しい観光体験を通じて、すべての人々の生活を豊かにしたいと考えています。

 

当社は、これからもトヨタグループの一員として、“一人ひとりの幸せ”のため、モビリティ領域から拡がる持続可能な未来に向けて挑戦してまいります」と話している。

 

 

スローレジャーライド『OSAMPO(おさんぽ)』実施概要

 

発着場所:シンボルプロムナード公園 セントラル広場

実施期間:2024.05.12(日),18(土),19(日),25(土),26(日) の11:00~20:00

 

アトラクション概要
TOYOTA歩行領域BEV『C+walk T』で既定のルートを回遊
体験時間:1 回 40分~60分 料金:無料 提供台数:4台

音声ガイド対応言語:日本語・英語

利用者条件:身長 140 ㎝以上、体重 100kg 以下の方
運転免許の必要なし

 

実証体制
実施主体:トヨタ・コニック・プロ株式会社
後援:一般社団法人東京臨海副都心まちづくり協議会
協力:トヨタ自動車株式会社

 

歩行領域 BEV『 C+walk T 』概要 
全長×全幅×全高:700mm×450mm×1,190mm
ステップ高:150mm
車両重量:29kg
連続走行距離:約 16km
充電時間(普通充電、単相 100V/6A):約2.5時間(満充電)

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。