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2020年12月7日【MaaS】

akippa、GSの空きスペースを駐車場として提供

NEXT MOBILITY編集部

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akippaは12月7日、ガソリンスタンド(以下、給油所)の空きスペースをakippaにて貸し出すことが決定したことを発表した。第一弾として旭油業「万博南口SS(給油所)」内の空きスペースの利用が12月9日(水)より可能となる。

 

なお、「危険物の規制に関する規則」(以下、規則)の一部が改正され、2020年4月から給油所の建築物周囲の空きスペースにおいても物品の販売等の業務が行えること(※)とされて以降、給油所の空きスペースを駐車場として貸し出す取り組みは日本初(自社調べ)となる。
※ 火災予防上の危険がある等の場合を除く

 

akippaは、契約されていない月極駐車場や個人宅の車庫・空き地・商業施設など空いているスペースに、15分単位でネット予約して駐車できるサービスで、誰でも簡単に駐車場をシェアすることができる。

 

akippaでは、かねてより給油所の空きスペースの駐車場貸し出しを検討していた。今回、近畿経済産業局から大阪府石油商業組合を紹介され、近畿経済産業局、大阪府石油商業組合との連携に至ったという。

 

この取り組みにより、給油所は新たな収益を生むことはもちろん、駐車場を利用したユーザーによる給油や洗車などの利用促進にもつなげることができる。また、ユーザーはこれまで駐車場として利用することができなかった場所を事前に予約して活用することが可能となり、車移動の際のさらなる利便性向上につなげることができる。

 

akippaは、今回の取り組みをきっかけに全国の給油所にて油外事業として「予約制駐車場の導入」がベンチマークとなり、給油取扱所の維持や存続の一助となるように努めるという。

 

■事業概要
・駐車場詳細
貸し出し開始日:2020年12月9日(水)
駐車場名   :旭油業万博南口SS内駐車場
駐車場住所  :大阪府吹田市山田東3-3-1
周辺スポット :Panasonic Stadium Suitaより徒歩約15分
URL     :https://www.akippa.com/parking/1982ae4b66520c2d1b5afa970808d7b0
※駐車場の利用ができる給油取扱所を順次拡大予定。

 

■近畿経済産業局
https://www.kansai.meti.go.jp/

 

■大阪府石油商業組合とは
http://www.opda.or.jp/

 

■akippa
https://www.akippa.com/

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。