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2021年6月24日【アフター市場】

岩手県北バス、地域連携ICカードの名称・デザインを発表

NEXT MOBILITY編集部

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ハチカ

 

 

みちのりグループの岩手県北バスは、2022年春にサービスを開始する地域連携ICカードの名称・デザインを、6月24日発表した。

 

対象エリアは、岩手県内と、青森県八戸圏域で、それぞれのカードを発表した。みちのりグループでは、2021年3月に関東自動車(栃木県)にて、地域連携ICカードを導入しており、今回の岩手県北バスの岩手県内/八戸圏域でのリリースはそれに続くものとなる。

 

 

 

IGUCA

 

 

〔IGUCA〕
・岩手県の方言「いぐ(行く)」(IGU)とカード(CARD)を組み合わせた名称としてネーミングした。
・カードデザインは、「行ぐか」と声を発しているイメージとなる「吹き出し」の組み合わせで、わかりやすく親しみやすい印象のデザインを採用。ロゴマークは、矢印に見立てたG と駆け足をしているようなフォルムのAで、目的地へ向かうイメージとしている。

 

〔ハチカ〕
・名称は公募し、240件の中から選定委員会で決定。
・デザインは、八戸工業大学感性デザイン学部創生デザイン学科に依頼。学部内でコンペを経て選定委員会で決定。
・ICカードデザイン製作者:八戸工業大学2年生 佐々木 南海(ささき みなみ)
・製作者の語るコンセプト:「赤は人とのつながり、青は圏域の自然、空や海をイメージし、黄色は食が浮かびました。「ハチカ」とカタカナ表記にした理由は、幅広い年齢層に一目ですぐ伝わるようにするためと、カタカナにすることで軽快さを表し、いつでも気軽に利用してほしいと思ったからです。また、多くの人々にとって愛着が湧くカードになってほしいと思い、レトロ調の文字に仕上げました。」

 

 

■地域連携ICカードについて
バスの定期券や各種割引などの地域独自サービスと、Suicaエリア(およびSuicaと相互利用を行っているエリア)で利用可能な乗車券や電子マネーなどのSuicaのサービスが、1枚で利用可能な2in1カード。

 

〔IGUCA〕
・岩手県北バスが運行する岩手県内の全ての路線バスが利用対象。
・同じ地域内での交通事業者間の共通サービスの実現についても検討していくとしている。
・また、盛岡Value City株式会社から発表のとおり、MORIO-Jポイントから岩手県北バスの交通ポイントに交換できるサービスも予定していて、地域活性化に向けた連携も進めていく。

 

〔ハチカ〕
・公営と民営のバス事業者が協力してエリア全体で導入する初めてのケースであり、交通ネットワークとしての利便性向上が期待できる。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。