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2021年5月28日【MaaS】

WHILL、免許返納を支援する取り組みを開始

NEXT MOBILITY編集部

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WHILLは5月28日、免許返納を支援する取り組みを、6月1日(火)より開始すると発表した。

 

近距離モビリティ(次世代型電動車椅子)WHILLを取扱う全国の自動車ディーラー16社とWHILLが「人生100年時代」において、免許返納後の新たな移動手段を提案するとともに、すべての人がより快適でより自由に移動できる未来の実現を目指す。

 

“今”勧められない理由の内訳 

 

高齢者の中には免許返納を検討しているものの、自動車が生活の足であることから返納に踏み切れない人が多く存在している。家族からも運転を続けることへの心配がある一方、移動手段が限定されることへの懸念から勧めにくいとの声が上がっている。

 

この取り組みは、免許返納という機会を、「人生100年時代」の新しいライフスタイルとの出会いというポジティブな機会に変え、家族からこれまでの運転への感謝を伝える機会を提供するとともに、近距離モビリティという、免許不要で高齢者も簡単に利用できる新しい移動手段を提案するもの。移動手段の選択肢を増やすことで、返納後の引きこもりの防止やQOL(生活の質)の向上にも役立つとしている。

 

なお、この取り組みは、持続可能な開発目標(SDGs)で掲げる「目標3:すべての人に健康と福祉を」などに沿うものとなる。

 

 

■取り組み1:自動車ディーラー店舗で購入する人への特典
<内容>
①運転感謝状の授与(家族からメッセージを記入することができる)
②実店舗でのWHILL納車式
③記念撮影
④撮影した写真のプレゼント など

<自動車ディーラー16社(取扱い開始順、5月末時点)>
大阪マツダ販売株式会社/福井トヨタ自動車株式会社/ネッツトヨタ神戸株式会社/株式会社ATグループ※ (販売店:株式会社アトコ)/株式会社カーエース広島(広島マツダ)/滋賀トヨペット株式会社/滋賀ホンダ販売株式会社(Honda Cars滋賀南)/株式会社ホンダカーズ神奈川北/岡山ダイハツ販売株式会社/長崎トヨペット株式会社/鹿児島トヨタ自動車株式会社/奈良トヨタ株式会社/熊本トヨタ自動車株式会社/滋賀ダイハツ販売株式会社/福井トヨペット株式会杜/株式会社ホンダカーズ神奈川西
※ATグループ(愛知トヨタ自動車株式会社、トヨタカローラ愛豊株式会社、ネッツトヨタ愛知株式会社、ネッツトヨタ東海株式会社、愛知スズキ販売株式会社)
– 全ての販売店・店舗リスト詳細ページ:https://whill.inc/jp/select-locator

 

■取り組み2:WHILL社でレンタルした人への特典
内容:WHILLレンタル申込みの人にAmazonギフト券2,525(ニコニコ)円分プレゼント

 

■取り組み3:WHILL社から希望者全員への特典
内容:免許を返納した人に家族から感謝を伝えられる運転感謝状をプレゼント

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。