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2019年10月3日【テクノロジー】

オートバックス、ブロックチェーン導入で個人間中古車売買参入

NEXT MOBILITY編集部

 

オートバックスセブンは10月3日、個人間の中古車売買に、来年4月からプラットフォーマー(基盤を提供する事業者)として本格参入することを発表した。

 

 

オートバックス・ロゴ

 

 

一般的に中古車は、車両を売りたい人が買取業者や中古車販売業者などに売却、業者間オークションなどを経て一般消費者の手に渡る。そのため、いくつもの業者が介在することとなり、中間コストも大きく、売り手が売却した金額と買い手が購入した金額には大きな乖離が生まれる。

 

個人間取引においては、消費者同士が契約や決済を行い、モノやサービスを売買。中間業者が介在しないことから中古車市場においても、コスト削減ができる。また、個人間取引では原則として消費税不要なため、売り手はより高く、買い手はより安く売買することができる。

 

しかしその一方で、車両の安全性や信頼性に関する不安といった課題もある。

 

オートバックスセブンは、このような市場環境において、特許を取得したオートバックスの車買取査定システム「査定Dr.」を活用し、車を査定することで車両の安全性や信頼性を担保。安心して中古車売買ができるプラットフォームを構築し、個人間の中古車売買をサポートしていく。

 

さらに、プラットフォームにブロックチェーン(分散台帳/※)技術を活用し、車両の売買情報や査定情報に加え、取引後の走行状況などを更新し、正確な車両の価値を継続的に担保する。

 

なお、ブロックチェーン技術を活用したプラットフォームおよび中古車売買サービスの開発は、日本アイ・ビー・エムの協力のもと進め、来年4月の本格稼働を目指す。また詳細については、決まり次第告知するとしている。

 

 

※)ブロックチェーン:仮想通貨を支える革新的テクノロジーのひとつ。分散型のP2P(Peer to Peer)ネットワークから構成され、管理者を必要としない取引等を実現。ゼロダウンタイムの実現や、システム構築のコスト削減、取引記録の改ざんが非常に困難などの特長がある。

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松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。