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2021年12月3日【イベント】

ブリヂストン、グループ内現場の改善事例を表彰

NEXT MOBILITY編集部

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新しい密着防止剤

 

 

ブリヂストンは12月3日、「第11回ブリヂストン グループ・グローバルTQM大会」を開催したと発表した。

 

この大会は、「最高の品質で社会に貢献」を使命とするブリヂストンのグループ内において、改善事例をグローバルで共有し、相互研鑽することで、ブリヂストングループ全体の品質意識向上と、TQM(Total Quality Management)活動のレベルアップを図り、持続的な社会価値、顧客価値の創出を目指す活動。

 

2021年については、COVID-19環境下でもグループ・グローバルの全従業員が参加できるように、改善事例を各現場で撮影し応募、動画の視聴を通じて審査を行った。世界各地域・事業所から応募された改善事例の内、16件が最終選考にて発表され、特に優れた事例として7件が表彰された。主な表彰事例は以下のとおり。

 

 

栃木工場:新しいゴム密着防止剤の開発
タイヤの製造工程には、天然ゴムや合成ゴムおよびその他の材料を混ぜ合わせ、練ったゴムを板状に伸ばして折り重ねる作業がある。この作業において、重ねたゴム同士がくっつかないように密着防止剤を塗布するが、ゴムの変形や重みによりゴム同士が密着する頻度が多くなってしまうことが長年の課題であった。この課題を解決するため、栃木工場の製造現場が主体となり新しいゴム密着防止剤を開発した。これによりゴム同士の密着が大きく低減して剥離作業などの負担を削減でき、生産現場を白く汚さずにクリーンに保ちながら生産性を高めることが可能になったという。なお、ブリヂストングループグローバルへの展開も視野に入れられている。

 

 

従来の密着防止剤

 

 

彦根工場:ブリヂストン初のジョイント技術
タイヤの骨格部材を一定の幅、角度に裁断し接合する工程において、キャンバスチェーファー(タイヤホイールとの摩擦からタイヤ内部を保護するゴムでできた補強部材。以下「CCH」)のジョイントを、手作業で実施している。この作業は、1人の作業者が1回3秒以内で、1日2000回以上行う。1982年からCCHジョイント作業の自動化に挑戦してきたが、厚さわずか1mm以下の柔らかいCCHは変形しやすく、繊細な作業が可能な人の手で行うことが必要不可欠であった。今回、最新の技術を用いて熟練技能員の動作を細分化してモニタリングし、そのデータを解析した結果、熟練技能員の作業スピードや精度、力加減をロボットが再現することに成功し、CCHジョイントの自動化を実現した。

 

 

技術の解析過程

CCHジョイント自動化の様子

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。