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2024年3月26日【イベント】

フータンジャパン、車両販売協力店の募集を開始

坂上 賢治

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スペインのコーチビルダーHURTAN Automobilesの日本正規輸入販売元のHURTAN JAPAN(フータン ジャパン)は3月26日、「フータン グランドアルバイシン(Hurtan Grand Albaycin)」の日本国内に於ける普及拡大を目指し販売協力店の募集を開始する。

 

 

同社は現在、日本全国から入る問い合わせを大阪市西区のショールームで対応しているが、中部・関西エリア以外の顧客との距離感を縮めるのは難しいのが現状だという。そこで市場拡大を目指し、共に成長していく販売パートナーを求めている。

 

取り扱い車両のHURTAN Automoviles(フータン・オートモービルズ)は、クラシックカーに魅せられたフアン・ウルタードが、1991年にスペイン・サンタフェで設立した少数生産の自動車コーチビルダー(改造車体メーカー)。

 

 

現在クラシカルなスポーツカー4モデルとキッチンカー1モデルを生産。スペインのコーチビルダーがハンドメイドする世界に1台だけの「フータン グランドアルバイシン」は顧客の充実したカーライフを実現する製品だと同社では謳っている。

 

 

なおこのグランドアルバイシンは、フータンのラインナップの中では最新モデルにあたる。ベース車両はマツダ MX-5(マツダ ロードスター)を採用しているものの、ボディはフロントウィンドウとドア以外は、新たに造ったパーツでハンドメイドされている。

 

車両ラインナップは、メッキパーツを随所にあしらったクラシカルな「ヘリテージ」とスポーティーな「ビスポーク」があり、それぞれカブリオレとタルガ(ベースはマツダ ロードスターRF)が選べる。

 

 

パワートレインは、ヨーロッパ向けのマツダ ロードスターに準じたものであり、132馬力の4気筒1.5リッターもしくは184馬力の4気筒2.0リッターに6速マニュアルトランスミッションの組み合わせとなる。

 

またタルガは、2.0リッターのみ6速ATがオプションで選択できる。2.0リッター、6速マニュアルのカブリオレ(ロードスター)は日本仕様には設定がないことからオーダーの殆どが2.0リッターモデルとなっている。

 

エクステリアは、起伏に富んだボリューム感のあるデザインとなっており、フェンダーがクラシックカーの雰囲気を醸し出す。このためベース車両の面影はない。

 

ベース車両に対して全長が29cm長く、幅が5.5cm広く、全高が1cm低くなっている。ボディカラーは、顧客の好みの指定が可能であり、マット塗装はもちろん「ロッソ コルサ」「オプシディアン ブラック」といった固有のカラーをオーダーすることも可能だ。

 

インテリアはベースのMX-5のままであるが、随所に使われたレザーとウッドによりベース車両とは全く異なった高級感を醸し出す。またボディカラーと同様にインテリアの表皮の素材、カラーは自由に決めることができる。

 

車両生産自体は、1台、1台ハンドメイドされるため、年間の生産台数には限りがある一方で自分好みに仕立てた世界に1台のクラシカルな雰囲気の最新ロードスターに乗ることができる。従って人とは違うクルマに乗りたいとユーザーには最適な車両となる。

 

 

なお今年もフータンジャパンは、4月12日(金)~14日(日)開催の「AUTOMOBILE COUNCIL 2024」に出展する。

 

開催概要
名称: AUTOMOBILE COUNCIL 2024 (オートモービル カウンシル 2024)
会場: 幕張メッセ
日程:

4月12日(金)~4月14日(日)
 4月12日(金)10:00 – 18:00(プレスタイム 10:00 – 13:00)特別内覧日
 4月13日(土)10:00 – 18:00 一般公開日
4月14日(日)10:00 – 17:00 一般公開日
公式サイト: https://automobile-council.com/

 

 

HURTAN JAPAN(フータン ジャパン)ロシェル株式会社
大阪府和泉市池上町255-3
TEL: 0725-45-9000
問い合わせフォーム: https://hurtan.jp/reserve/#contact
URL: https://hurtan.jp

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

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1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

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日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

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株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

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1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。