スペインのコーチビルダーHURTAN Automobilesの日本正規輸入販売元のHURTAN JAPAN(フータン ジャパン)は3月26日、「フータン グランドアルバイシン(Hurtan Grand Albaycin)」の日本国内に於ける普及拡大を目指し販売協力店の募集を開始する。
同社は現在、日本全国から入る問い合わせを大阪市西区のショールームで対応しているが、中部・関西エリア以外の顧客との距離感を縮めるのは難しいのが現状だという。そこで市場拡大を目指し、共に成長していく販売パートナーを求めている。
取り扱い車両のHURTAN Automoviles(フータン・オートモービルズ)は、クラシックカーに魅せられたフアン・ウルタードが、1991年にスペイン・サンタフェで設立した少数生産の自動車コーチビルダー(改造車体メーカー)。
現在クラシカルなスポーツカー4モデルとキッチンカー1モデルを生産。スペインのコーチビルダーがハンドメイドする世界に1台だけの「フータン グランドアルバイシン」は顧客の充実したカーライフを実現する製品だと同社では謳っている。
なおこのグランドアルバイシンは、フータンのラインナップの中では最新モデルにあたる。ベース車両はマツダ MX-5(マツダ ロードスター)を採用しているものの、ボディはフロントウィンドウとドア以外は、新たに造ったパーツでハンドメイドされている。
車両ラインナップは、メッキパーツを随所にあしらったクラシカルな「ヘリテージ」とスポーティーな「ビスポーク」があり、それぞれカブリオレとタルガ(ベースはマツダ ロードスターRF)が選べる。
パワートレインは、ヨーロッパ向けのマツダ ロードスターに準じたものであり、132馬力の4気筒1.5リッターもしくは184馬力の4気筒2.0リッターに6速マニュアルトランスミッションの組み合わせとなる。
またタルガは、2.0リッターのみ6速ATがオプションで選択できる。2.0リッター、6速マニュアルのカブリオレ(ロードスター)は日本仕様には設定がないことからオーダーの殆どが2.0リッターモデルとなっている。
エクステリアは、起伏に富んだボリューム感のあるデザインとなっており、フェンダーがクラシックカーの雰囲気を醸し出す。このためベース車両の面影はない。
ベース車両に対して全長が29cm長く、幅が5.5cm広く、全高が1cm低くなっている。ボディカラーは、顧客の好みの指定が可能であり、マット塗装はもちろん「ロッソ コルサ」「オプシディアン ブラック」といった固有のカラーをオーダーすることも可能だ。
インテリアはベースのMX-5のままであるが、随所に使われたレザーとウッドによりベース車両とは全く異なった高級感を醸し出す。またボディカラーと同様にインテリアの表皮の素材、カラーは自由に決めることができる。
車両生産自体は、1台、1台ハンドメイドされるため、年間の生産台数には限りがある一方で自分好みに仕立てた世界に1台のクラシカルな雰囲気の最新ロードスターに乗ることができる。従って人とは違うクルマに乗りたいとユーザーには最適な車両となる。
なお今年もフータンジャパンは、4月12日(金)~14日(日)開催の「AUTOMOBILE COUNCIL 2024」に出展する。
開催概要
名称: AUTOMOBILE COUNCIL 2024 (オートモービル カウンシル 2024)
会場: 幕張メッセ
日程:
4月12日(金)~4月14日(日)
4月12日(金)10:00 – 18:00(プレスタイム 10:00 – 13:00)特別内覧日
4月13日(土)10:00 – 18:00 一般公開日
4月14日(日)10:00 – 17:00 一般公開日
公式サイト: https://automobile-council.com/
HURTAN JAPAN(フータン ジャパン)ロシェル株式会社
大阪府和泉市池上町255-3
TEL: 0725-45-9000
問い合わせフォーム: https://hurtan.jp/reserve/#contact
URL: https://hurtan.jp