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2018年10月30日【オピニオン】

独コンチネンタルAG、BMW出身のアベンドロス氏を新CTOに

坂上 賢治

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今回、新たな活動領域を求めてコンチネンタルへの移籍を果たした同氏は、オートモーティブ領域に関わる同社のビジネスパートナー企業との窓口代表となり、エルマー・デゲンハートCEO(Dr. Elmar Degenhart)の直下に配置される見込みだ。

 

 そのデゲンハートCEOは、今発表に際し「複数の技術賞獲得を筆頭に豊富な知見を持つアベンドロス氏が、コネクテッドな自動運転車の未来像を切り拓き、私たちのチームを強化してくれることでしょう。

 

 

我々は自動車業界に於けるさらなる成長に向けて、アベンドロス氏と共に仕事が出来ることを楽しみにしています」と話している。

 対してデゲンハート氏は、コンチネンタルの成長分野として「自動化」「事故ゼロ」に関わるコネクティビティソフトウェア開発で大きな成長が見込めると想話す他、同領域での商機は人口知能AIや新たな無線技術を筆頭に、ロボタクシーといった自律型車両向けの搭載技術として必ずや結実していくだろうと語っている。

 

 またこのような技術開発領域に係るタスクには、組み込みソフトウェアに焦点を当てたメソッドやツールの強化。同氏が参画したことで間近に控えることになったコンチネンタル・オートモーティブの統合に伴う部門最適化が含まれるとする。

 

 

オートモーティブ部門成長に係る成果についてデゲンハート氏は「近未来のモビリティ社会の実現には、さらなるソフトウェア技術分野での革新を必要とします。

実際、次世代自動車の開発では、すでにソフトウェア開発が全体コストの約8割を占めている程です。

私たちコンチネンタル・オートモーティブでも、部門売上の6割をデジタル関連製品で生み出しており、その数字は未来に向けてさらに拡大し続けています。

 

今後はオートモーティブ関連の研究開発部門を統合していくことで組織全体の協力体制を強化。これに併せてイノベーションサイクルを加速し、ソフトウェア開発過程の柔軟性を向上させていくべきと考えています。

我々のパートナー企業並びにエンドユーザーの皆様が享受すべきメリットは、事故を防止し、渋滞を避け、車両の乗り心地向上に貢献する最先端でなければならず、それらはアフォーダブルなソリューションであるべきです」と説明している。( MOTOR CARSから転載  )

 

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。