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2022年3月24日【イベント】

豊田喜一郎氏、「愛知県名誉県民」を授与

NEXT MOBILITY編集部

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トヨタ自動車の創業者である豊田喜一郎氏が3月24日、愛知県の定例議会を経て、愛知県名誉県民の称号の授与を決議された。

 

愛知県は今年県政150周年を迎え、これまでの150年の歩みを振り返り、愛知の発展に多大な貢献をしたとして、豊田喜一郎を顕彰した。トヨタ自動車は、創業時のリーダーが、ゆかりの深い地元愛知県において名誉県民との認定されたこととなる。

 

 

先の通りでトヨタ自動車創業者・豊田喜一郎氏は、豊田式木鉄混製力織機(豊田式汽力織機)、無停止杼換式自動織機(G型自動織機)など生涯に於いて発明特許84件、外国特許13件、実用新案35件などの発明を残した豊田佐吉の長男として出生(1894年6月11日)。碧海郡(へきかいぐん/現在の愛知県の郡部)刈谷町(現在の刈谷市中央部)に試験工場を作り自動織機の開発にも貢献した。

 

1926年には豊田自動織機製作所の常務取締役に。1933年9月1日には、豊田自動織機製作所内に自動車製作部門(のちに自動車部)を新設。2年後の1935年にA1型試作乗用車、G1型トラックを完成させ、その翌年の1936年に「トヨダAA型乗用車」を発売し、現在のトヨタ自動車に至る歴史の一歩を記した。

 

 

その後の1937年には、先の自動車部をトヨタ自動車工業株式会社として独立させ副社長に。1938年、愛知県西加茂郡挙母町(現・豊田市)の荒地58万坪の土地を取得して自動車工場を建設。1941年にはトヨタ自動車工業社長に就任した。

 

1950年6月には社長職を退任して東京に研究所を設立。同研究所ではエンジンの研究などを行っていたが、1952年に再び社長に就任することが内定。しかし3月27日逝去する。

 

 

愛知県豊田市(挙母市)では、同地域の発展に大きく貢献した実績から豊田市役所の広場には銅像が立てられている。また逝去から49年後の2001年3月には豊田市の名誉市民となった。

 

更に2001年に創設された日本自動車殿堂の殿堂者に選出。2018年には、アメリカ合衆国の自動車殿堂入りを果たした。そして今回、没後70年となる2022年3月に愛知名誉県民の称号を授与された。

 

 

愛知名誉県民の授与を受け、現・トヨタ自動車の豊田章男社長は、豊田喜一郎および創業時のリーダーを偲び、次のように述べた。

 

「この度は、愛知県政150周年の節目にあたり、私どもの創業者である豊田喜一郎を名誉県民にご選出いただき、大変ありがたく、嬉しく思います。

 

私自身は喜一郎に直接会ったことはございませんが、愛知県名誉県民に選ばれたと聞いたら、きっと「自動車産業を興す挑戦はみんなでやってきたこと。自分は仲間たちを代表して名前があるだけだ」と言ったのではないかと思います。

 

 

当時は不可能とさえ言われた「クルマづくりへの挑戦」や、「繊維産業から自動車産業への転換」は、「もっと世の中を良くしたい」という一心で、一緒に取り組んでくださった行政・仕入先・販売店をはじめとする地元の皆様がいたからこそ、成し遂げられたことだと思っております。

 

CASE革命やカーボンニュートラルへの対応など、自動車産業が100年に一度の大変革の時代を迎えている中、私たちも今、自動車会社からモビリティ・カンパニーへのモデルチェンジに挑戦しております。

 

今回の顕彰にあたり、喜一郎や先人たちからは、「未来のためにみんなで頑張れよ」というエールが、私たち現役世代に送られているようにも思えます。

 

これからも地域の皆様と一緒に、皆が幸せになれる社会を目指して取り組んでまいります。」

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。