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2023年9月4日【一部改良】

マツダ、CX-5・一部商品改良モデルの予約開始

NEXT MOBILITY編集部

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MAZDA CX-5 Sports Appearance

マツダ・ロゴ

マツダは9月4日、クロスオーバーSUV「MAZDA CX-5 」を商品改良し、全国のマツダの販売店を通じて、同日より予約を開始すると発表した。発売は10月中旬を予定。価格(消費税10%込)は290万9,500円から。

 

CX-5は、2012年の初代モデル発売以来、高いデザイン性と走行性能を兼ね備えたオールラウンダーとして、マツダのグローバル販売台数の3分の1(*1)を占める基幹車種のひとつ。

 

今回の商品改良では、人気機種の「Black Tone Edition(ブラック・トーン・エディション)」や「Sports Appearance(スポーツ・アピアランス)」に加え、レトロモダンの世界観をテーマにスポーティーさを融合した特別仕様車である「Retro Sports Edition(レトロ・スポーツ・エディション)」を設定。さらに、各機種のキャラクターを際立たせるデザインの変更と、メーカーセットオプションおよび標準装備の見直しを行い、選択しやすい機種・装備体系とした。

 

また、昨今の原材料価格や物流費などの高騰に伴う価格改定を実施する。

 

 

[一部商品改良の概要]

1.商品改良車の変更点

■全機種

・外板色に「プラチナクォーツメタリック」を新規設定。
・メーカーセットオプションの変更。

 

■Exclusive Mode(エクスクルーシブ・モード)

 

 

・内外装をより上質さを感じさせるデザインに変更。

– 縦基調ブロックメッシュパターン(ガンメタリック)のフロントグリル、シルバーのフロント&リアバンパーセンターガーニッシュ、高輝度ダーク塗装の19インチアルミホイールを採用。
– ハニカムシルバーのデコレーションパネル(インパネ/ドアトリム)、ライトグレーのステッチ(シート/コンソールリッド/ドアアームレスト/ニーパッド) を採用。

 

 

■Sports Appearance(スポーツ・アピアランス)

 

 

・“スポーティー×ラグジュアリー”の外装デザインをさらに強化し、快適装備を強化。

– 縦基調ブロックメッシュパターン(グロスブラック)のフロントグリルを採用。
– 運転席&助手席シートベンチレーションの追加。

 

 

■Field Journey(フィールド・ジャーニー)

 

 

・内外装をより仕立ての良さを感じさせるデザインに変更。

– シートパイピングとステッチにライトグレーを採用。
– パーフォレーション加工を施した、合成皮革をシート座面に採用。
– フロントグリルのコーディネート変更。
– エアコンルーバーベゼルをサテンクロームメッキに変更。

 

 

 

2.特別仕様車「Retro Sports Edition」の設定(ベース機種:ブラック・トーン・エディション)

 

 

・エクステリアのイメージカラー(*3)をジルコンサンドメタリックとし、ドアミラーやホイール、シグネチャーウイングをブラックで統一。

 

・インテリアを、レトロな雰囲気を醸し出すテラコッタカラーとスポーティーさを際立たせるブラックでコーディネート。各所にテラコッタカラーのステッチを施すと共に、スエード調生地のレガーヌ(*2)をシート中心部に採用。

 

 

 

[メーカー希望小売価格 改定一覧(消費税込)]

<機種名、駆動、エンジン、旧価格、新価格>
– 20S Smart Edition、2WD、SKYACTIV-G 2.0、2,766,500円、2,909,500円
– 20S Smart Edition、4WD、SKYACTIV-G 2.0、2,997,500円、3,140,500円

 

– 20S Proactive、2WD、SKYACTIV-G 2.0、2,942,500円、廃止
– 20S Proactive、4WD、SKYACTIV-G 2.0、3,173,500円、廃止

 

– 20S Black Tone Edition、2WD、SKYACTIV-G 2.0、3,074,500円、3,239,500円
– 20S Black Tone Edition、4WD、SKYACTIV-G 2.0、3,305,500円、3,470,500円

 

– 20S Field Journey、4WD、SKYACTIV-G 2.0、3,267,000円、3,520,000円

 

– 20S Retro Sports Edition、2WD、SKYACTIV-G 2.0、―、3,426,500円
– 20S Retro Sports Edition、4WD、SKYACTIV-G 2.0、―、3,657,500円

 

– 25S L Package、2WD、SKYACTIV-G 2.5、3,289,000円、廃止
– 25S L Package、4WD、SKYACTIV-G 2.5、3,520,000円、廃止

 

– 25S Sports Appearance、2WD、SKYACTIV-G 2.5、3,350,600円、3,581,600円
– 25S Sports Appearance、4WD、SKYACTIV-G 2.5、3,581,600円、3,812,600円

 

– 25S Exclusive Mode、2WD、SKYACTIV-G 2.5、3,620,100円、廃止
– 25S Exclusive Mode、4WD、SKYACTIV-G 2.5、3,851,100円、廃止

 

– XD Smart Edition、2WD、SKYACTIV-D 2.2、3,085,500円、3,228,500円
– XD Smart Edition、4WD、SKYACTIV-D 2.2、3,316,500円、3,459,500円

 

– XD Proactive、2WD、SKYACTIV-D 2.2、3,261,500円、廃止
– XD Proactive、4WD、SKYACTIV-D 2.2、3,492,500円、廃止

 

– XD Black Tone Edition、2WD、SKYACTIV-D 2.2、3,393,500円、3,558,500円
– XD Black Tone Edition、4WD、SKYACTIV-D 2.2、3,586,000円、3,789,500円

 

– XD Field Journey、4WD、SKYACTIV-D 2.2、3,624,500円、3,839,000円

 

– XD Retro Sports Edition(※)、2WD、SKYACTIV-D 2.2、―、3,745,500円
– XD Retro Sports Edition(※)、4WD、SKYACTIV-D 2.2、―、3,976,500円

 

– XD L Package、2WD、SKYACTIV-D 2.2、3,608,000円、廃止
– XD L Package、4WD、SKYACTIV-D 2.2、3,839,000円、廃止

 

– XD Sports Appearance(※)、2WD、SKYACTIV-D 2.2、3,669,600円、3,900,600円
– XD Sports Appearance(※)、4WD、SKYACTIV-D 2.2、3,900,600円、4,131,600円

 

– XD Exclusive Mode、2WD、SKYACTIV-D 2.2、3,939,100円、3,994,100円
– XD Exclusive Mode、4WD、SKYACTIV-D 2.2、4,170,100円、4,225,100円

 

※写真掲載モデル。

*特別塗装色のため、ロジウムホワイトプレミアムメタリックおよびマシーングレープレミアムメタリックはメーカー希望小売価格55,000円(消費税抜き価格50,000円)高、ソウルレッドクリスタルメタリックは77,000円(消費税抜き価格70,000円)高となる。
*「Proactive」グレード、「L Package」グレード、「25S Exclusive Mode」グレード、SKYACTIV-MT(6MT)仕様は廃止となる。
*価格等の詳細は、マツダの公式ホームページ にて確認。

 

*1:2022年はグローバル販売台数の約33%。
*2:「レガーヌ」はセーレン社の登録商標。
*3:ジルコンサンドメタリック以外のカラーも選択可能。

 

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。