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2020年11月25日【テクノロジー】

スズキ、新型「ソリオ」「ソリオ バンディット」発売

NEXT MOBILITY編集部

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ソリオ HYBRID MZ

 

 

 

スズキは11月25日、小型乗用車「ソリオ」、「ソリオ バンディット」を全面改良し、12月4日より発売することを発表した。「ソリオ」、「ソリオ バンディット」はコンパクトで取り回しの良いボディーと広い室内空間を両立した、コンパクトハイトワゴン。後席両側スライドドアや前後左右ウォークスルーの採用、乗り降りのしやすいレイアウトなど、使い勝手の良さに優れている。

 

 

ソリオ バンディット HYBRID MV

 

 

今回の全面改良では、取り回しの良さは維持しつつ、車体サイズの拡大によって広い居住空間に加えて荷室空間も拡大させた。
安全面では、スズキの予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」をさらに進化させ、運転に必要な情報を見やすく表示するカラーヘッドアップディスプレイ※1をスズキ小型車で初採用した。また、アダプティブクルーズコントロール(ACC)※2には全車速での追従機能を追加したほか、6エアバッグ(運転席・助手席SRSエアバッグ、フロントシートSRSサイドエアバッグ、SRSカーテンエアバッグ)を全車に標準装備し、安全機能をより充実させた。
また、予約ロック機能を追加したパワースライドドア※3、スズキ小型車初のスリムサーキュレーター※4の採用など、使い勝手と快適性も高めた。
ボディーには、ルーフパネルとルーフメンバーの接合部に高減衰マスチックシーラーを採用し、こもり音や雨音を低減したほか、操縦安定性をさらに高める構造用接着剤の採用により、乗り心地や静粛性を向上させている。

 

 

「ソリオ」、「ソリオ バンディット」は、経済産業省や国土交通省などが普及を推進する「サポカーS ワイド」※5、国土交通省による「衝突被害軽減ブレーキ(AEBS)認定車」※6に該当する。

 

※1 ソリオ G、ソリオHYBRID MXを除く。
※2 ソリオ G及び、ソリオHYBRID MXスズキ セーフティ サポート非装着車を除く。
※3 ソリオ HYBRID MZは後席両側パワースライドドア、ソリオ HYBRID MXは後席左側パワースライドドアを標準装備。ソリオ バンディット HYBRID MVは後席左側パワースライドドアを標準装備(後席右側パワースライドドアはメーカーオプション)、ソリオ Gは後席左側パワースライドドアをメーカーオプション。
※4 ソリオ G、ソリオHYBRID MXを除く。
※5 衝突被害軽減(自動)ブレーキなどの先進安全技術をはじめとする一定の運転支援機能を備えた車(安全運転サポート車。略称・サポカー)のうち、ペダル踏み間違い時加速抑制装置などを搭載することで特に高齢運転者に推奨される「サポカーS」の区分のひとつ。「サポカーS ワイド」は、衝突被害軽減(自動)ブレーキ(対歩行者)、ペダル踏み間違い時加速抑制装置、車線逸脱警報、先進ライトを搭載する車。
※6 安全運転サポート車の普及啓発の一環として、走行中または停止中の車両に対する乗用車の衝突被害軽減(自動)ブレーキが一定の性能を有していることを国土交通省に認定された車。
*安全運転を支援する機能の検知性能・制御性能には限界があり、状況によっては正常に作動しない場合がある。これらの機能に頼った運転はせず、常に安全運転を心掛ける必要がある。

 

 


 

 

■新型「ソリオ」、「ソリオ バンディット」の主な特長
1. 車体サイズの拡大により、広い室内空間に加え、さらに広くなった荷室空間
2. ダイナミックかつ洗練されたエクステリアと、心地よく上質なインテリア
3. さらに進化したスズキの予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」を搭載
4. 新機能を採用し、さらに向上した使い勝手と快適性
5. ボディーや足まわりの防音・防振対策によって高めた乗り心地と静粛性
6. マイルドハイブリッドと1.2L 4気筒エンジンの搭載で、優れた燃費性能と力強い走りを実現

 

 

■目標販売台数(月間)
「ソリオ」、「ソリオ バンディット」 合計4,000台

 

 

■メーカー希望小売価格(消費税10%込み)
・ソリオ:1,581,800〜2,148,300円
・ソリオ バンディット:2,006,400〜2,131,800円
* 価格には、リサイクル料金、保険料、税金(除く消費税)、登録等に伴う費用は含まれない。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。