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2023年5月23日【経済・社会】

オートバックス、JEGTグランプリ2023を10月開幕

NEXT MOBILITY編集部

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オートバックスセブン(以下、オートバックス)は5月24日、eモータースポーツの2023年公式シリーズ「AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series(オートバックス・ジェイイージーティー・グランプリ2023シリーズ)」(以下、JEGT 2023)を10月から開幕すると発表した。

 

2023シリーズでは、昨シーズンに続いて団体戦(TEAM BATTLE)に特化した「トップリーグ」と「企業対抗戦」の2部門が実施されると云う。

オートバックス・ロゴ

EGTは、リアルモータースポーツでも活躍するレーシングチームや自動車関連企業、プロゲーミングチームや、PlayStation5/4用のソフトウェア“グランツーリスモ7”(発売元:ソニー・インタラクティブエンタテインメント)の公式世界大会である「グランツーリスモ ワールドシリーズ」等でも活躍するトップeモータースポーツ選手が多数参戦する、eモータースポーツ大会。

 

オートバックスは、2020年度より2年間に亘りJEGTのメインスポンサーとして支援を続け、昨年度からは主催者として参画。昨年度は、団体戦(TEAM BATTLE)に特化した「トップリーグ」と「企業対抗戦」の2部門を展開し、平均視聴回数65,000回以上を記録。4期目となる今シーズンも、引き続きこの2部門による大会構成で、eモータースポーツをより一層、盛り上げていきたいとしている。

JEGT 2023の開催概要

 

– 大会名:AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series Supported by GRAN TURISMO
– 開催期間:2023年10月~ 2024年1月(予定)
– 開催部門:

①トップリーグ:国内のトップeモータースポーツ選手で構成される10チームによる全3戦を開催。

②企業対抗戦:自動車関連企業を中心に、法人格を持つ企業・団体であれば業種を問わず参戦可能とし、全2戦を開催(チーム内に運営法人の役員・従業員1名以上の登録必須)。

– 開催日程:第1戦 10月9日(月・祝)/第2戦 11月18日(土)/第3戦 1月13日(土)

*第1戦、第2戦はオンライン形式、第3戦(トップリーグのみ開催予定)はオフライン形式での開催を予定。

– 使用ゲームソフト:

PlayStation5 / PlayStation4用ソフトウェア「グランツーリスモ7」(発売元:ソニー・インタラクティブエンタテインメント)

– 賞金総額:500万円(eモータースポーツ国内最高額 ※NGM調べ)

– 主催:株式会社オートバックスセブン
– 企画運営:NGM株式会社

 

*その他、大会に関する詳細情報はJEGT公式ホームページ を参照。

 

実施内容

 

①トップリーグ

公式世界大会「グランツーリスモ ワールドシリーズ」などでも活躍するトップeモータースポーツ選手を中心に構成される10チームによる最高峰のリーグとして全3戦を開催。トップリーグでは、1戦ごとに賞金が授与されることに加え、全3戦で獲得した合計ポイントにより、グランドチャンピオンをはじめとした総合順位の上位チームにも賞金が授与される。

 

②企業対抗戦

法人格を持つ企業・団体であれば業種を問わず参戦可能な企業対抗戦として、全2戦を開催。チームビルディング(※1)などを目的にeモータースポーツ活動に取り組む企業が、この大会への出場を目標とするなど、好評を得ていると云う。なお、企業対抗戦は、全2戦の内、どちらか1戦のみの出場も可能。エントリー締切は8月25日(金)となっている。

 

※1:ゲームや研修、ワークショップなどを通じて関係性を築くことで、各自のスキルや能力、経験を最大限に発揮し、目標を達成できるチームを作り上げていくための手法。

 

(参考)JEGTドライバーズセレクション(JDS)

 

JDSは、「グランツーリスモ」プレイヤーを対象に実施される認定試験(2023年度のJDS開催日程は5月29日~7月7日)で、JEGTが独自に定めるレギュレーション下でのタイムアタックで、基準タイムを突破することで、「JEGT認定ドライバー」に登録される。

 

認定ドライバーは、高度なドライビングテクニックを有していることを証明するeモータースポーツプレイヤーにとってのステータスとしても広く認知されており、これまで延べ200名以上が受験し、現在94名が登録。認定を受けることにより、「JEGTドラフト会議(※2)」への参加権利や、大会での成績に応じて高額賞金を獲得する権利を得られる。

 

※2:特定のチームへの所属が決定していないJEGT認定ドライバーを指名し、自チームに所属させることができるドラフト会議。会議は非公開で実施(今年度は7月28日に開催)され、その結果はJEGT公式ホームページ で公開される。なお、ドラフト会議への参加は、トップリーグ出場チームは必須、企業対抗戦出場チームは任意となる。

 

 

オートバックスは、年齢を問わず、全ての人がドライバーになれるeモータースポーツでモータースポーツのすそ野を広げ、クルマ社会の創造や活性化を実現。活力ある健全な個人や社会の形成にも貢献するなど、今後も「常にお客様に最適なカーライフを提案し、豊かで健全な車社会の創造を使命とする」というグループの経営理念に基づき、新たな挑戦を続けていくとしている。

 

 

[大会に関する問い合わせ先]

・NGM株式会社 JEGT運営事務局

電話:078-857-2559/メール:jegt-info@n-g-m.com

 

 

■JEGT公式YouTubeチャンネル:JEGT GP Official

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。