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2020年5月22日【トピックス】

マツダ、RX-VISION GT3コンセプトをPS4に提供

NEXT MOBILITY編集部

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マツダは、ポリフォニー・デジタルと共同開発した「MAZDA RX-VISION GT3 CONCEPT」を、PlayStation4用ドライビングシミュレーションゲーム「グランツーリスモSPORT(以下、GT SPORT)」に、5月22日(金)午後3時(日本時間/*1)から提供する。

 

 

 

 

RX-VISION GT3 CONCEPTは、マツダの最新のバーチャルレースカーで、すべてのプレーヤーが使用可能。GT SPORTで、RX-VISION GT3 CONCEPTをはじめとしたマツダ車を使用するユーザーは、2020年に世界各地で開催予定の「FIA グランツーリスモ チャンピオンシップ」世界大会(ワールドツアー)に出場できるシード権を自動的に獲得できる。

 

 

 

 

また、RX-VISION GT3 CONCEPTは、第75回国民体育大会「燃ゆる感動 かごしま国体2020」文化プログラムである「全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2020 KAGOSHIMA」のグランツーリスモSPORT部門にも、参戦可能(*2)。

 

 

 

 

マツダは、100周年特別企画として、今後もユーザーが気軽に楽しめるオンラインイベントを各種実施していくとしている。

 

*1:ダウンロード開始時間は目安。グランツーリスモSPORTの準備が完了次第に可能となる。
*2:都道府県予選は終了しており、ブロック代表決定戦進出の方および鹿児島県特別予選大会に参加者が使用できる。

 

 

 

 

[RX-VISION GT3 CONCEPTについて]

 

■概要

 

GS SPORTのバーチャルレースカー「RX-VISION GT3 CONCEPT」は、「MAZDA RX-VISION」をベースに、FIA GT3レースカーの車両規則に準拠して改造することを想定。

 

ベースとなる「MAZDA RX-VISION」は、2015年10月の東京モーターショーで発表されたコンセプトカーで、デザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion」にもとづき、マツダが考える最も美しいフロントエンジン後輪駆動(FR)スポーツカーの造形に挑戦するとともに、次世代ロータリーエンジン(RE)の「SKYACTIV-R」を搭載した、マツダが実現を望んでいるスポーツカーの姿を表現したモデル。

 

 

■主な特徴

 

・オリジナル車両の美しいロングノーズショートデッキフォルムを生かして、さらにワイドトレッド化。

 

・フロントミッドシップ+トランスアクスル後輪駆動により、前後48:52という理想的な重量配分を実現。

 

・優れた空力特性により、ハンドリング性能やタイヤマネジメントに効果を発揮。

 

・エンジンは、最大出力570PS(※)を発生する「SKYACTIV-R」4ローター・ロータリーエンジンを搭載。

 

・サスペンションは、フロントにダブルウィッシュボーンを、リアにはマルチリンク式を採用。

 

・ゲーム内では、FIA GT3または同等の諸元・性能を有するコンセプトモデルが区分される3に認定。

 

【車両諸元】

 

– 全長×全幅×全高(mm):4,590×2,075×1,120
– ホイールベース(mm):2,700
– 前後トレッド(mm):1,720/1,760
– 車両重量(kg):1,250
– 前後重量配分:48対52
– エンジンタイプ:SKYACTIV-R 自然吸気4ローター・ロータリーエンジン
– 排気量(cc):2,600
– 最高出力(PS/rpm):570/9,000(※)
– 最大トルク(Nm/rpm):540/7,500(※)
– 駆動方式:フロントエンジン・後輪駆動(FR)
– 前後タイヤ/ホイール:ミシュラン 310/700-18

 

※出力や重量はレースに応じて性能調整(BoP)が行われ、変更されることがある。

 

 

[GT登場の主なマツダ車]

 

・コスモスポーツ(L10B型)
・2代目サバンナRX-7(FC3S型)
・3代目RX-7(FD3S型)
・4代目ロードスター(ND5RC型)
・マツダ787B
・LM55 VISIONグランツーリスモ
・アテンザGr.3 (FIAグランツーリスモチャンピオンシップ出場可能車)

 

 

 

 

■グランツーリスモSPORT:https://www.gran-turismo.com/jp/products/gtsport/

■マツダ デジタルモータースポーツ(オンラインイベントの案内等):https://www.mazda.com/ja/innovation/digital-motor-sport

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。