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2020年4月3日【経済・社会】

TGR、オンラインスタジオでレースの魅力を発信

NEXT MOBILITY編集部

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TOYOTA GAZOO Racing(TGR)は、モータースポーツイベントの中止・延期が相次ぐ中、トヨタが所有する事業所内にて、「e-Motorsports Studio supported by TGR(以下、e-Motorsports Studio)」を、4月17日(金)に開設する。

TOYOTA-GAZOO-Racing・ロゴ

e-Motorsports Studioは、PlayStation4用ソフトウェア「グランツーリスモSPORT」に対応したレーシングシミュレーターとネットワークを配備した、国内外トップクラスのレーシングドライバーが活用可能なオンラインスタジオ。

 

レーシングドライバーは、各々の企画したe-Motorsports大会を通じて、世界中のドライバーやファンと自由に繋がり、以下のような企画を実施することができる。なお、同施設はレーシングドライバーの集会や一般人の来場、参加を目的とするものではない。

 

<e-Motorsports Studioの活用例>

・レーシングドライバー同士でのオンラインレースを開催、その様子をYoutubeチャンネル等で中継。

・グランツーリスモSPORTトッププレイヤーによるオンラインレッスンの配信。

・「GTチャンピオンシップ」や「GR Supra GT CUP」等のグランツーリスモSPORT公式レースへ参戦、その様子を放映。

・ル・マン24時間レースの当初開催日にTOYOTA GAZOO Racing WECドライバー6名がオンライン上で参戦する「TS050 Hybrid ワンメークレース(仮称)」の開催、放映。

 

同企画は、「このような時だからこそ、一人でも多くのファンの方にモータースポーツの魅力を届けたい」というレーシングドライバーの方々の想いを受けて実現。TGRとしても、従来のモータースポーツでは見ることのできない、メーカーやレースカテゴリー、更にはリアルとバーチャルの枠を超えたe-Motorsportsならではのコンテンツを発信していくとしている。

 

 

[e-Motorsports Studio概要]

 

名称:e-Motorsports Studio supported by TGR
開設期間:2020年4月17日(金)~(※終了時期未定)
場所:トヨタが所有する事業所内

 

<使用環境(無料)>

 

① グランツーリスモSPORT用レーシングシミュレーター4台。

※4台でのオフライン対戦および『ロビー機能』を活用したネットワーク対戦<MAX16人>が可能。

② レースオペレーター(ゲーム設定、ネットワーク接続、配信等)。

③ TGR Youtubeチャンネルでの中継・配信。

※実況・解説の手配、映像の事後編集等は、企画と合わせて相談。

 

<使用条件>

 

① 下記に該当するメンバーが1名以上いること、もしくはオンライン上で参加すること。

 

A:レーシングドライバー

 

国際Cライセンス以上所有者もしくはJAF全日本格式競技の参戦経験者。

 

B:グランツーリスモSPORTトッププレイヤー

 

FIA グランツーリスモ チャンピオンシップの18年、19年ワールドツアー出場者。

※上記メンバーを起用したメディア各社の企画としても使用可。

 

② TGRが定める新型コロナウイルスへの対策を実施・徹底すること。

 

・使用14日前からのドライバー/スタッフ全員の健康状態の管理(チェックリストの提出)。

・入退場時の手洗い、うがい、検温の徹底(37.5度以上ある人の入場不可)。

・ドライバー以外のスタッフ全員のマスク着用 等。

 

<予約方法>

 

下記「e-Motorsports Studio」運営事務局宛に、①「法人名(※)」②「担当者名」③「連絡先」④「希望利用日時」⑤「企画概要および出演ドライバー名」を明記の上、メールにて申し込み(スタジオは法人のみ受付)。

 

「e-Motorsports Studio」運営事務局 トヨタコネクティッド株式会社 担当

メール:tgrems-st@mail.toyotaconnected.co.jp

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。