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2020年7月1日【経済・社会】

CBcloudと国際自動車、買い物代行サービスで業務提携

NEXT MOBILITY編集部

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CBcloudは、運営する「PickGo買い物代行」サービスに関して、国際自動車(km)と業務提携を行った。

 

これにより「PickGo買い物代行」では、これまでの配送ドライバーに加え、7月1日から国際自動車に所属するタクシードライバーによるサービスが提供されることとなる。またこの業務提携に併せて、依頼から最短30分で指定場所に配達する新機能「超お急ぎ便」を開始する。

■kmタクシードライバーによる買い物代行が可能に

 

5月25日、新型コロナウイルス感染拡大に伴う「緊急事態宣言」が解除、経済活動は徐々に緩和されつつあるが、電車やバスの利用と比較して、タクシーの需要は未だ回復していない状況にあると云う。

 

そこでCBcloudは、タクシー業務以外に車両を利用する「救援事業」の一環として、5月16日から独自で買い物代行サービスを開始していた国際自動車との業務提携を決定。kmタクシーのドライバーは、これまでオペレーターが受注していた買い物代行依頼を、「PickGo買い物代行」のプラットフォームを通して、スマートフォン上でリアルタイムに受注できるようになる。

 

■超お急ぎ便を開始

 

CBcloudは、これまでの「PickGo買い物代行」における依頼の3割が2時間以内の配達を希望する「お急ぎ便」であることから、今回の業務提携に併せて、「PickGo買い物代行」に、発注から配達までを最短30分で行う、「超お急ぎ便」を新たに追加。超お急ぎ便では、配送先から10km圏内の1店舗で5品までの買い物代行を1,650円から依頼することができる。

 

 

 

CBcloudと国際自動車は、配送および乗客輸送のプロフェッショナルとして、この協業を通して、買い物代行ニーズにより迅速に応える体制を整え、サービスそのもののクオリティ向上を目指すとしている。

 

 

[PickGo買い物代行について]

 

PickGo買い物代行は、配送マッチングプラットフォームの「PickGo」に登録するプロの配送ドライバーが、業務のスキマ時間にユーザーに代わって買い物を行うサービスとして、緊急事態宣言の中、企業間配送の落ち込みと、外出自粛で高まる買い物代行ニーズを受けて4月27日に開始された。

 

専用アプリから買い物先と購入商品を入力することで、自宅または指定の場所まで商品を配達。時間指定も可能で、代行料金は通常便が550円(税込)からとなっており、店舗数や点数、商品、配達時間により変動する。

 

 

[サービスの概要]

 

– 対象者:個人客
– 対象地域:東京、神奈川、埼玉、千葉、愛知、大阪、福岡

(国際自動車の対象エリアは東京23区および武蔵野市、三鷹市)

– アプリの料金:ダウンロード無料
– 利用価格:買い物の実費+代行料+サービス利用料
– 対応端末:iPhone/Android
– サービスページ: https://pickgo.town/shopping/

・iOS版:https://itunes.apple.com/jp/app/id1506448581?mt=8
・android版:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.cbcloud.errand&hl=ja

※一部端末では使用不可。

 

<代行料区分(税込)>

 

・通常便(指定なしまたは時間指定):550円~
・お急ぎ便(2時間以内の配送):1,100円~
・超お急ぎ便(30分~1時間の配送: 1,650円~ (2020年7月1日よりサービス開始)

 

<特徴>

 

■通常便・お急ぎ便

・24時間365日対応。
・最大3店舗まで指定可能。
・大型で重量のある品物まで依頼可能。

 

■超お急ぎ便

・24時間365日対応。
・最短30分で配送可能。
・1店舗、最大5品までの買い物代行が可能。

 

 

[会社概要]

 

<CBcloud>

 

– 会社名:CBcloud株式会社
– 所在地:東京都千代田区神田練塀町300 住友不動産秋葉原駅前ビル16階
– 代表者:代表取締役CEO 松本 隆一
– 設立:2013年10月
– 資本金:17億70百万円(資本準備金含む)
– 事業内容:

配送ドライバーと荷主をつなぐ配送マッチングプラットフォーム「PickGo」の提供。物流を現場から変革するITソリューション「SmaRyu」の提供。

– HP:https://cb-cloud.com/

 

<国際自動車>

 

– 会社名:国際自動車株式会社
– 資本金:100,000,000円
– 所在地:東京都港区赤坂二丁目8番6号 km赤坂ビル
– 代表者:代表取締役社長 西川 洋志
– 事業内容:

タクシー事業、ハイヤー事業、貸切バス事業、路線バス事業、シャトルバス事業、オートリース・自動車機器リース事業、保険事業、駐車場事業、整備事業、自動車管理請負事業。

– HP:https://www.km-group.co.jp/

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。