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2020年11月12日【エネルギー】

川崎重工、企業ブランドムービー「水素社会篇」を公開

NEXT MOBILITY編集部

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川崎重工業(所在地:東京都港区、以下「川崎重工」)は11月12日(木)より、コーポレートメッセージ「カワる、サキへ。Changing forward」をテーマにした企業ブランドムービーの最新作『水素社会篇』を公開する。

 

 

■川崎重工 企業ブランドムービー「カワる、サキへ。」

『水素社会篇』(147秒)https://youtu.be/Pu8TerRTpIc

 

 

 

川崎重工グループのコーポレートメッセージ「カワる、サキへ。Changing forward」は、変化する社会・環境に合わせてスピーディーに対応していく、同社グループの姿勢を表したもの。「社会がカワる、その一歩サキへ。」、そして「自分たちがカワる、サキへ向かって挑戦する。」という意志を込めている。

 

 

今回、新たに公開する『水素社会篇』は、このコーポレートメッセージに込めた想いをより多くの方に伝えていく企業ブランドムービーの最新作だ。これまでにも、企業ミュージアム「カワサキワールド」で開催している鉄道模型壮行会をテーマにした『鉄道車両篇』、圧倒的なパワーとスピードを誇るNinjaH2をテーマにした『モーターサイクル篇』など、さまざまな事業・製品に焦点をあててきたが、今回のムービーでは、使用時にCO2を排出しないクリーンエネルギーとして近年注目を集めている「水素」にクローズアップしている。

 

 

現在、私たちの暮らしは、エネルギー資源の大部分を石油や石炭などの化石燃料に依存している。しかし、こうした化石燃料エネルギーは、常に資源枯渇のリスクをはらんでいるほか、CO2による地球温暖化という深刻な環境問題の要因になっているのも事実だ。安定的にエネルギーを確保すること。同時に、地球環境へ配慮すること。このふたつの課題を解決する答えが「水素」であると、同社は考える。

 

 

今回のムービーでは、こうした水素エネルギー開発に携わる川崎重工の社員3人にインタビューを実施。それぞれが水素の普及により実現させたい未来を、川崎重工の社員として、そして一生活者として語っている。

 

 

・山下まり子さん(液化水素運搬船開発部)

 

 

山下さんが実現したいのは、「水素エネルギーで、自分や周りの人たちのために温暖化を止める」こと。「水素エネルギーのメリットは、使うときにCO2が出ないことです」水素エネルギーの普及を通じて温暖化を止めたいと語る。

 

 

・福原太輔さん(産業・水素プラント部)

 

 

入社2年目の福原さんは、神戸空港島に完成した液化水素荷役実証ターミナルで働く。電車や飛行機など乗りものが大好きな甥っ子に「いつか日本中の車が水素で走る日がくるけえ、その準備をしているんよ」と話しているそうだ。

 

 

・井上健司さん(産業プラント総括部)

 

 

井上さんは、水素エネルギーで世界の人が平等にエネルギーの恩恵を受けられる社会を思い描く。「カワサキの貯蔵技術が、水素を確実かつ大量に貯めて、資源のない国にエネルギーを送り届けることを可能にするんです」と語っている。

 

 

■川崎重工 「カワる、サキへ。」特設ページ
https://www.khi.co.jp/stories/articles/vol47/#forward

 

 

■グループビジョン2030「つぎの社会へ、信頼のこたえを ~Trustworthy Solutions for the Future~」
2030年に目指す将来像として、グループビジョン2030「つぎの社会へ、信頼のこたえを ~Trustworthy Solutions for the Future~」を制定。社会課題へのソリューションを提供するため、今後注⼒するフィールドを「安全安⼼リモート社会」「近未来モビリティ」「エネルギー・環境ソリューション」とし、変化に合わせて、より成⻑できる事業体制への変⾰を目指す。
http://www.khi.co.jp/corporate/gv2030.html

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。