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2023年8月7日【経済・社会】

鈴鹿8耐、「Team HRC with 日本郵便」が優勝

NEXT MOBILITY編集部

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鈴鹿サーキット(三重県)で8月6日に開催された「2023 FIM世界耐久選手権“コカ·コーラ” 鈴鹿8時間耐久ロードレース 第44回大会(以下、鈴鹿8耐)」で、ホンダワークスチームの「Team HRC with日本郵便」(マシン:CBR1000RR-R FIREBLADE SP/ライダー:高橋巧、長島哲太、チャビ・ビエルゲ組)が優勝した。

 

これにより、チームHRCは鈴鹿8耐で2連覇を達成(ホンダの優勝は通算29回目)。ライダーの高橋巧選手は、鈴鹿8耐の優勝回数で最多タイの通算5勝目。長島哲太選手は2年連続2度目、チャビ・ビエルゲ選手は初参戦での優勝となる。ホンダ&HRC・ロゴ優勝した「Team HRC with日本郵便」は、4日から5日午前にかけて行われた予選で、長島哲太選手が2分5秒722でトップタイムを記録。チームの平均タイムも2番手となり、予選タイムの上位10チームで争われる“トップ10トライアル”に進出。翌5日の16時から行われたトップ10トライアルでは、長島哲太選手とチャビ・ビエルゲ選手が走行し、長島哲太選手が記録した2分5秒329で、2年連続のポールポジションを獲得した。

 

6日11時30分に開始された決勝レースでは、昨年同様スタートライダーを務めた高橋巧選手が、スタート直後に一時トップを奪われたものの、その後、トップ奪還し徐々にリードを広げると、長島哲太選手、チャビ・ビエルゲ選手も終始安定した走りでその差を拡大。2位以下を大きく引き離して全車周回遅れとした。

 

そしてレース終了の19時30分、「Team HRC with日本郵便」は、周回数216周でチェッカーを受け、2年連続ポールトゥウインを達成した。

 

 

レースの結果を受けて、ホンダ・レーシング(HRC)の渡辺康治社長は、以下のようにコメントしている。

 

「まずはTeam HRC with日本郵便の3名のライダー、チームスタッフならびに関係者の皆さん、本当にお疲れ様でした。連覇の重圧がかかる中で、それをはね除けて結果を残してくれてた皆さんのことをとても誇りに思っています。また、参戦をサポートしてくださった日本郵便をはじめとした多くのスポンサーの皆様にも、改めて感謝申し上げます。これからもHRCは、モータースポーツファンの皆様やホンダファンの皆様のご期待に応えるべく、新たな頂を目指し、チャレンジをしてまいりますので、皆様からの変わらぬご声援よろしくお願いします」。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。