ウーバー・イーツ（Uber Eats）は９月２２日、近距離「徒歩」配達の試験運用を、同日から新たに全国21都市に拡大すると共に、先んじて開始（6月22日開始）した東京23区内で、正式導入すると発表した。

＜徒歩配達の試験運用が開始される21都市＞

仙台市（宮城県）／宇都宮市（栃木県）／横浜市（神奈川県）／静岡市（静岡県）／名古屋市（愛知県）／四日市市（三重県）／京都市（京都府）／大阪市（大阪府）／神戸市（兵庫県）／奈良市（奈良県）／岡山市（岡山県）／広島市（広島県）／高松市（香川県）／松山市（愛媛県）／高知市（高知県）／北九州市（福岡県）／福岡市（福岡県）／佐世保市（長崎県）／熊本市（熊本県）／宮崎市（宮崎県）／鹿児島市（鹿児島県）

徒歩による配達は、自転車の駐輪にかかる手間が省けるほか、階段や細い路地の利用も可能になるため、効率的な近距離配達ができることから、東京23区以外でも、既にニューヨークや香港など、複数の大都市で導入。

6月22日に開始した東京23区内での試験運用では、自転車がなくても配達が始められる柔軟性や、雨などの悪天候時でも移動しやすい徒歩配達の利点を、多くの配達パートナーが実感。子育て中の女性や会社員、学生に至る様々な人が配達パートナーとして登録するなど、その柔軟な働き方が高く評価されていると云う。

徒歩による配達は、事前にアプリの車両選択画面で「Uberウォーカー」を選択することで可能に。また、新規登録の際に、「ウォーカー」オプションのみの選択で、自転車を所有していなくても配達が始められる。

なお、徒歩配達を選んだ場合でも、配達中の事故に際して、ウーバー・イーツが費用を拠出する対人・対物賠償責任保険や傷害補償制度が適用されるため、配達パートナーによる追加費用負担は一切生じないとのこと。

ウーバー・イーツは、引き続き、より多くの人が柔軟な働き方を実現できる環境づくりに、取り組んでいくとしている。

■Uber Eats：https://www.ubereats.com/jp