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2021年7月19日【MaaS】

ユビ電、EV充電サービスで6kW倍速充電器との連携が可能に

NEXT MOBILITY編集部

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ユビ電は7月19日、「WeCharge電気自動車充電サービス」において、6kW倍速充電器との連携が可能となったことを発表した。

 

ユビ電が提供する、WeCharge電気自動車充電サービスは、電気を使いたい人と電気を使わせてあげる人をつなぐ、IoT充電サービス。今までEV充電が難しいとされてきた集合住宅、マンションの駐車場を起点に、EVシフトのさらなる加速を目指す。

 

 

 

WeCharge電気自動車充電サービスは19日より、平河ヒューテック株式会社の製品である6kW倍速充電器「HCCID-K01HW」等を充電設備のラインアップとして取り扱いを開始した。

 

充電認証課金コントローラであるWeCharge HUBが、今までのEVコンセント(主に200V 3.2kW出力)や3kW普通充電器加え、6kW倍速充電器にも対応することで、最大8基のEVコンセントや6kW充電器を遠隔制御、充電管理、課金運用することが可能となった。

 

EVコンセントや普通充電器に課金機能がない充電設備を抱えるマンションやホテル、商業施設などの付属駐車場における充電の受益者負担課題を解決するとしている。

 

 

 

車種によって違いはあるが、3kW充電では1時間あたり約20km走行できる電力量を充電することが可能で、マンションや職場、各施設の付属駐車場で長時間駐車する際の充電に適している。しかし、都市部においては平面駐車場ではなく機械式駐車装置を設置する施設も多く、各車室に3kW充電コンセントを設置することができない施設が多数存在する。

 

そのような施設では、共用の充電スペースを設けるなどして、6kW倍速充電で1時間あたり約40km走行できる電力量を充電することが可能。年間1万km走行する60kWh電池容量の電気自動車(航続距離は約400km)では、6kW普通充電設備を使い、週に1、2回の頻度で4時間から8時間ほど充電することで年間1万km走行分の電気を得ることができる。

 

また、WeCharge HUBは、施設の契約電力量を超えないようにEV充電に消費される電力を制御することができる。EV充電に使用可能な電力量を考慮し、同時充電可能台数を制御したり、共用充電器を優先充電するなどのポリシーベース、ルールベースでの柔軟な充電運用が可能となる。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。