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2021年5月14日【イベント】

デンソー、「人くる2021オンライン」へ出展

NEXT MOBILITY編集部

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デンソー・ロゴ

 

デンソーは5月14日、「人とくるまのテクノロジー展2021 ONLINE」(主催:公益社団法人 自動車技術会)に出展し、「環境」「安心」分野の各種技術・製品を紹介すると発表した。

 

デンソーは、2020年より「環境」「安心」分野での成長戦略の立案・実行と、環境変化に左右されない「引き締まった強靭な企業体質への転換」を同時に推進する変革プラン「Reborn(リボーン)21」を推進している。

 

「環境」分野においては、既に公表しているとおり、2035年までに二酸化炭素(CO2)排出を実質的にゼロにするカーボンニュートラルを実現することを目指している。また、「安心」分野では、交通事故のない安全な社会と快適で自由な移動の実現を目指し、信頼性の高い安全技術の開発に取り組んでいる。

 

今回の展示会では、カーボンニュートラル実現に向けた取り組みの全体像を示した上で、EV・HEV・FCEVでCO2排出量削減に貢献するソリューション技術・関連製品を紹介する。また、安心・安全なモビリティ社会の実現に向けた取り組みを説明する動画や信頼性の高い安全技術・関連製品の展示を通して、持続可能なモビリティ社会に貢献するデンソーの技術力を紹介する。

 

<環境分野>
デンソーが描くカーボンニュートラルな社会と、その実現に向けた取り組みを「モノづくり」、「モビリティ製品」、「エネルギー利用」の3つの観点で説明し、特に「モビリティ製品」の領域におけるデンソーの技術・製品を紹介する。

 

・「エネルギーマネジメントシステム」
航続距離や充電時間は、電気自動車の普及における課題。デンソーは、電気自動車全体のエネルギーをマネジメントすることで、航続距離の延長や充電時間の短縮、バッテリー長寿命化を実現する技術を紹介する。

・「FCEVシステムの関連製品」
充填が速く、エネルギー密度の高い水素を活用したFCEVシステムは、CO2を発生しない自動車の動力源として、乗用車から商用車まで様々なモビリティに使われることが期待できる。また、FCEVの発電を担うFCシステムは、建設・農業機械、船舶などの幅広い用途にも応用が可能。人々の移動や暮らしを支え、「環境」に貢献するデンソーのFCシステム関連製品を紹介する。

 

<安心分野>
デンソーは、ドライバーや歩行者をはじめとするすべての人にとって安心で安全なクルマ社会の実現に取り組んでいる。交通事故のない安全な社会、快適で自由な移動に貢献する、自動車の運転支援技術・製品を紹介する。

 

・「2系統電動パワーステアリング モーター・コントロール・ユニット(EPS-MCU)」
今回展示する、ハンドル操作をアシストする電動パワーステアリング(EPS)の新型モーター・コントロール・ユニット(MCU)は、モーター巻き線・駆動回路を2系統内蔵しており、万が一、片方が故障しても、残る片方が作動し続けることでアシストを継続できる。また、新開発した基板実装技術や放熱技術を用いて制御回路を高密度に実装したことにより、世界最小レベルを実現した製品を紹介する。

 

 

人とくるまのテクノロジー展2021 *参加には登録が必要。
開催:2021年5月26日から7月30日まで
https://expo.jsae.or.jp/

 

デンソー出展ページ *5月26日(水)10:00より公開。
和文URL:https://aee.online.jsae.or.jp/ja/exhibition/detail.html?id=76
英文URL:https://aee.online.jsae.or.jp/en/exhibition/detail.html?id=76

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。