日産自動車は８月２２日、将来を担う若い世代と共に未来の移動体験やものづくりのアイディアを共創するプロジェクト「ドライブ・マイセルフ・プロジェクト（DRIVE MYSELF PROJECT）」を開始する。

長期ビジョン「日産アンビション2030 （Nissan Ambition 2030）」を掲げる同社は、次世代を担う10代から20代の若者をプロジェクトの中心に据え、企画から実施までの全プロセスを通して、次世代の挑戦心をサポートしていくプロモーション活動を展開する。

プロジェクトの実施期間は、8月から10月頃迄。生まれたアイディアや作品は特設サイト で発信するほか、特設ソーシャルアカウント（インスタグラム: @drive_myself_project）およびYouTube、同社のソーシャルアカウントでも共通プロジェクトハッシュタグ（#drivemyselfproject）で発信する予定だと云う。

ドライブ・マイセルフ・プロジェクトの内容・詳細は以下の通り

プロジェクト1：移動体験をデザインするアイデアソン（日本開催）

人生の大切な時期に、コロナ禍による移動制限を経験した世代に着目。彼らの独自の視点で移動体験をデザインするアイデアソンを開催する。ゲストスピーカーには、ロボットによる遠隔操作で人の移動を可能にしてきた吉藤オリィ氏や、クリエイティブな方法で社会課題の解決を志す辻愛沙子氏を迎え、日産の先行技術開発に携わる従業員と共に、移動に於けるイノベーションに取り組む。なお、アイデアソンの様子や生まれたアイディア、参加者の声は、特設サイトでも発信する予定だと云う。

– 日時：2023年8月24日
– 会場：分身ロボットカフェDAWN ver.β

（所在地：東京都中央区日本橋本町３丁目８−３ 日本橋ライフサイエンスビルディング3 1階）

– 参加者：10～20代の若者約20名程度予定（参加者は確定済み）

プロジェクト2：暮らし方のプロトタイピング（日本開催）

日産のエンジニアが持つものづくりの考え方を、モバイルハウスで移動しながら新たなライフスタイルと共有。未来の暮らし方を提示する新たなプロトタイプ作品を生み出す。また、このプロジェクトでは、新たなモバイルハウスの制作過程を描いたドキュメンタリー映像の公開も予定している。

プロジェクト3：身近な発明チャレンジ（グローバルに応募を受付）

ブリコラージュの考え方をテーマに、身近なものを使って日常生活をより豊かにし、人々をワクワクさせるアイディアを募集する。アイディアは有形無形を問うことなく、表現方法もグラフィックや写真、動画、ウェブサイトなど、自由に選択可能とする。応募作品の中からは、総合賞（4点）、次世代賞（4点）、みんなが選んだ賞（数点）を選出し、特設サイトやソーシャルアカウントで掲載する予定だと云う。

– 応募期間：2023年7月19日（水） 12：00～10月2日（月） 12：00（日本時間正午）

– 審査期間：2023年10月中旬（予定）

– 受賞作品発表：2023年10月末（予定）

– 応募サイト：https://awrd.com/award/cdc2023