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2020年12月17日【その他】

三菱重工、ビーバーエアコン50周年記念マスクを限定販売

NEXT MOBILITY編集部

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三菱重工の100%出資会社で冷熱事業を行う三菱重工サーマルシステムズは12月17日、ルームエアコン(ビーバーエアコン)のバイオクリアフィルター技術を活用した一般用(非医療用)使い捨てマスク「ビーバーマスク」の販売を開始した。

 

マスクは、ビーバーエアコン50周年を記念して200万枚が生産される予定。サイズは、一般的な成人向けマスクとほぼ同じ175×95mmの1種類で、販売価格(税込み)は30枚入りのボックス(1袋3枚入り×10袋)で3,900円。期間限定でAmazon.co.jpにて販売される他、近隣自治体への無償配布も予定されている。

ビーバーマスクは、1~3層構造が採用される一般的なマスクに対し、外部および内部不織布の間に日本製のマスク専用「バイオクリアフィルター」と「超極細繊維フィルター」を挟む4層構造を採用。

 

ビーバーエアコンに採用されている空気清浄フィルター「バイオクリアフィルター」の酵素利用技術を応用した濾材を不織布に挟み込み、目の細かい4層のフィルター構造とすることで、ウイルス飛沫や細菌、花粉などといったアレル物質を捕集。

 

このフィルター構造によりBFE(Bacterial Filtration Efficiency:細菌飛沫濾過効率/※1)、PFE(Particle Filtration Efficiency:微粒子濾過効率/※2)において、各物質の捕集効率99%を実現したと云う。

 

また、ウイルス飛沫や細菌、花粉を捕集する一般的なマスクの機能に加え、捕集した”ウイルスやアレル物質がマスク内で増殖・再飛散することを抑制させる機能”も有し(バイオクリアフィルター単体で99%のウイルス不活化を確認/※3)、箱や袋にはビーバーエアコンのキャラクターのイラストが描かれている。

 

 

 

三菱重工サーマルシステムズは、蓄積してきた技術やノウハウを通じて、引き続き社会に貢献していくとしている。

 

※1)BFE:平均粒子径4.0~5.0μmの細菌を含む粒子がフィルターによって除去された割合(%)。
※2)PFE:0.1μmの試験粒子(ポリスチレン製ラテックス球形粒子)がフィルターによって除去された割合(%)。
※3:バイオクリアフィルター単体でのウイルスに対する不活化評価試験での結果(試験機関:一般財団法人北里科学環境センター)。

 

[主な仕様]

 

– 品名:マスク(ビーバーマスク)
– 対象:風邪・花粉・ほこり等
– 素材:

本体・フィルター(ポリプロピレン、レーヨン)、耳ひも(ナイロン、ポリウレタン)、ノーズフィッター(ポリエチレン)

– 抗菌材:酵素系抗菌剤(加工部位:フィルター)
– 枚数:30枚(3枚入り×10袋)
– 包装材の材質:外装・内装(ポリプロピレン)
– 販売価格:3,900円(税込み)
– 販売方法:Amazon.co.jpでのオンライン販売

 

[問い合わせ先]

 

三菱重工サーマルシステムズ株式会社
営業部 営業管理課 商計チーム
電話:052-503-9734

 

■(Amazon.co.jp)三菱重工ビーバーマスク(30枚入り)販売サイト:https://www.amazon.co.jp/dp/B08NJQW45J

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。