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2023年8月21日【アフター市場】

丸紅、メキシコ最大手のカーメンテナンス事業者を子会社化

NEXT MOBILITY編集部

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丸紅は8月21日、2016年に出資参画したメキシコのカーメンテナンス事業会社である「Radial Llantas(ラジアルジャンタス/以下、RL社)」の株式を追加取得し、出資比率を49%から80%に引き上げて子会社化したと発表した。

約1.3億人の人口を抱え、中南米第2位の経済規模を有するメキシコは、今後も中間所得者層の拡大による経済発展が見込まれていることに加え、自動車保有台数やカーメンテナンス市場に於いても、安定的な成長が期待されていると云う。

 

今回、丸紅は、そんなメキシコでタイヤなど消耗品の販売・交換やメンテナンスサービスを提供する同国最大手の独立系カーメンテナンスチェーンであるRL社の株式を追加取得し、子会社化した。

 

RL社は、競合に先駆け、主要都市を中心としたドミナント戦略の推進や顧客利便性の向上、統一コンセプトによる店舗運営の徹底などで業績を拡大し、店舗網を54店舗から85店舗まで増加させたと云う。

 

丸紅は、2016年10月のRL社への出資以降、経営人財の派遣や、アセアン(ASEAN)地域で培ってきた事業ノウハウを提供するなど、その成長に寄与。今後も、消費者ニーズに合った品揃えやメンテナンスサービスの拡充を加速し、メキシコに於けるカーメンテナンス事業の更なる拡大を目指すとしている。

 

<RL社の概要>
– 社名:Radial Llantas S.A.P.I. de C.V.(ラジアルジャンタス社)
– 所在地:メキシコ合衆国ハリスコ州グアダラハラ
– 設立:1971年
– 資本金:425百万メキシコペソ
– 代表者:Eduardo Gonzalez Luna Silva
– 店舗数:85店舗
– 事業内容:タイヤ、バッテリー、オイルなど自動車部品の販売及びメンテナンスサービス。

 

丸紅では、RL社への出資のほか、2006年にタイ最大手の独立系カーメンテナンス事業会社の「B-Quik(以下、BQ社)へ出資。その後、2014年にはカンボジアとインドネシアへの海外展開も実施、

 

2020年には、インドネシアで事業展開する「Trans Oto Internasional(現PT. BQuik Otomotif Indonesia)の経営権を取得するなど、消費者に直結するカーメンテナンス事業を積極推進。

 

直営店舗数を2006年にBQ社に出資参画した際の44店舗から全世界300店舗以上へと大幅拡大(2023年7月末現在、メキシコ85店舗、タイ212店舗、インドネシア21店舗、カンボジア2店舗)した。

 

丸紅としては今後も、これまでに培った事業ノウハウを活用することにより、各地域で店舗網拡大を継続的に進め、カーメンテナンス事業の更なる拡大を目指すとしている。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。