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2019年5月16日【テクノロジー】

AGC、窓ガラスに透明ディスプレイを組込む技術開発

NEXT MOBILITY編集部

AGCは、窓ガラス越しに見える風景に情報を重ねて表示することができる、窓ガラスに透明ディスプレイを組込む技術を世界に先駆けて開発した。

AGCでは、視認性に優れ、空間に浮かんだようなデザインが特徴のインフォベール(infoverre)を2013年に開発。同製品は現在、ガラスに映像を表示するサイネージとして、ビル・空港・ショッピングモールなど様々な場所に導入されている。

 

今回AGCは、このインフォベールと同社の複層ガラス製造技術とを組み合わせ、窓ガラスに透明ディスプレイを組込むことに成功。開発品は、電源を切っているときには通常の窓ガラスだが、電源を入れると映像が表示される。

 

この技術により窓が情報を表示するプラットフォームとなり、風景に合わせて周辺の観光情報等をリアルタイムに表示することが可能に。今後は映像を表示させるだけでなく、窓を通して様々な情報を入手できるよう、タッチ機能などインタラクティブな機能を新たに追加する予定だと云う。

 

また将来的には同技術を、観光名所・博物館・列車・バスなど様々な窓へ適用できるよう、実用化に向けた研究開発を進めていくとしている。

 

 

[インフォベールについて]

 

AGCでは、使用環境が厳しい列車における採用を目指してインフォベールの研究開発を進めている。

 

 

 

 

① PARTITION(パーティション)シリーズ(2019年7月から製造販売予定)

 

列車の内装用として、ガラスの両面に映像を表示することができる。

 

② 軽量大型ワイドスクリーンタイプ(開発中)

 

これまで複数画面だった列車扉上部の映像を一画面で途切れなく表示することができる。

 

③ 列車用窓バータイプ(開発中)

 

大型ワイドスクリーンを窓ガラスの上部に組込むことで、風景と共に映像を表示することができる。

 

④ 列車用窓透明タイプ(開発中)

 

窓ガラスに透明ディスプレイを組込むことで、風景と共に映像を表示することができる。

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松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。