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2022年9月28日【新型車】

Jeepラングラーにパワートップを搭載した限定車

坂上 賢治

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ステランティスジャパンは9月28日、ジープ ラングラー・アンリミテッド・ルビコンでオープンエアドライブを楽しめるパワートップを追加搭載した限定車「ラングラー・アンリミテッド・ルビコン・パワートップ(Wrangler Unlimited Rubicon Power Top)」を設定・販売する。( 坂上 賢治 )

 

 

発売は10月8日(土)から全国のジープ正規ディーラーを介して170台の限定販売となる。メーカー希望小売価格(消費税含む)は8,200,000円。

 

ラングラー・アンリミテッド・ルビコン・パワートップは、ボタンひとつで即座に開閉可能な電動開閉式ソフトトップを備えた限定車。ルーフの開閉に要する時間は20秒と比較的短いため、いつでも気軽にオープンエアドライブを愉しめるクルマとなっている。

 

 

加えて今回の限定車は、脱着式のリアクォーターウインドウ(荷室側面の窓)を備えている。これを脱着すれば、更に開放感が高まり、自然の中では外界と一体化したような感覚を味わう事が出来るという。

 

なお取り外したウインドウは、専用バッグに収納してリアシート背面に取り付けが可能となるため、取り外したリアクォーターウインドウの置き場に困る心配は不要となっている。ボディカラーは、特別仕様らしい鮮やかなイエロー系の専用色「ハイベロシティ」が採用されている。

 

 

ちなみに限定車のベースである「ラングラー・アンリミテッド・ルビコン」は、ラングラーの中でも本格的な走りが愉しめる4ドア・5人乗りモデルであり、強い駆動力を必要とする場面で役立つロックトラックフルタイム4×4システム。

 

 

荒れ地での脱出性能を高める前後輪ディファレンシャルロック、フロントのスタビライザーを任意に解除出来る事。悪路に於ける路面追従性でのみ有りがたさが判る電子制御式フロントスウェイバーディスコネクトシステムなどを備えた本格オフローダーだ。

 

 

従って同限定車の基本装備はベースモデルに準じた内容となっている。具体的にはLEDヘッドライト、車両の直前の状況がモニター上で確認できるオフロードカメラ、車両周囲の安全確認に役立つサイドビューカメラ、レザーシート(シートヒーター付)、Apple CarPlay、Android Auto対応の8.4インチタッチパネルモニター付オーディオナビゲーション、サブウーハ—付アルパイン製プレミアムスピーカー(9基)、アダプティブクルーズコントロールなど。

 

 

高い悪路走破性を備え、開放的なオープンエアドライブを愉しめる同車は、非日常の世界へ浸るためのクルマと言えるだろう。

 

なお主要諸元・装備表等の詳細は下記URLを参照されたい。

https://www.jeep-japan.com/special_models/wrangler_powertop.html

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

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1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

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1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

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日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

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株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

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1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。