DeNA SOMPO Mobility（DeNA SOMPOモビリティ）は７月１２日、運営する個人間カーシェアサービスの「Anyca（エニカ）」において、会員登録時に行っている運転免許証の真贋判定の補助に、大日本印刷（以下、DNP）と、DNPグループで各種IDカード用機器を販売するDNPアイディーシステムが提供する「ID確認 for eKYC」を導入したと発表した。
DeNA SOMPOモビリティではこれまで、エニカにおいて、会員登録時に提出された運転免許証の画像確認をカスタマーサポートセンターのスタッフが行ってきたが、今後は、「ID確認 for eKYC」を用い、システム的に真贋の判定を補助。本人確認の精度およびサービスの信用性・安全性の向上を図ると共に、カスタマーサポートセンターの業務負担を軽減する。
DNPが開発した「ID確認for eKYC」は、スマートフォンやタブレット端末で撮影された運転免許証の画像から「真贋スコア」を算出し、券面の偽造や改竄などを高い精度で判定するシステム。主に、以下の機能を有している。
・券面真贋判定補助機能：券面の印刷の特徴を把握し、顔写真や住所等の部分的な貼り替えの有無を判定。
・券面整合性判定機能：券面をOCR（光学的文字認識）で読取り、情報記載ルールや生年月日等の事実と整合しているかどうかを判定。
DeNA SOMPOモビリティは、エニカにおいて、新保険や会員プログラムの導入に加え、コミュニティガイドライン制定など、サービスを安心して使うための取組みを実施。今後も、これまで以上に健全なユーザーコミュニティーの維持に努めていくとしている。
■Anyca：https://anyca.net/
■DeNA SOMPOモビリティ：https://ds-mobility.jp/