トヨタは３月３日、ロシアでの事業活動について、供給問題により、3月4日から当面の間、ロシアトヨタ（Branch of Limited Liability Company “TOYOTA MOTOR” in Saint-Petersburg）サンクトペテルブルク工場の稼働と完成車の輸入を停止すると発表した。

なお、ウクライナに於いては、2月24日以降、全ての事業活動を停止していると云う。

＜ロシア・ウクライナの事業について＞

・ウクライナトヨタ：

2月24日を以て全ての事業活動（販売・サービス拠点数：37拠点）を停止。

・ロシアトヨタ：

供給問題により、3月4日より当面の間、サンクトペテルブルク工場での稼働及び完成車の輸入を停止（販売・サービス拠点数：168拠点、サンクトペテルブルク工場：ロシア市場向けRAV4とCamry生産）。

※上記以外の欧州地域の製造・販売事業については、影響なし。

トヨタは、ウクライナとロシアで事業を行う企業として、従業員、販売スタッフ、仕入先の安全を最優先し、広く公正な視野で事態を見極めた上で、今回、それぞれの国に於いての事業活動について決定。ウクライナに一刻も早く平和が戻ることを願いながら、情勢を注視していきたいとしている。

■（トヨタ・2016年8月22日付ニュースリリース）トヨタ自動車、ロシア工場でのRAV4生産を開始：https://global.toyota/jp/detail/13087118