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2018年11月6日【共有経済】

オークネット、高級ブランド品競売の米・レプリ社と提携

NEXT MOBILITY編集部

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オークネットは、7月4日、高級ブランド品などのネットオークションを運営する米国レプリ(LePrix)社と業務提携。11月6日(火)からオークネット運営の「オークネットブランドオークション(※)」に、レプリ社会員500社以上の米国・中古ブランド品事業者が参加を始める。

オークネット・ロゴ

レプリ社は、2014年設立のスタートアップ企業。同社が運営するブランド品のオンライン・リセールマーケット・プラットフォームには、米国内の500社以上の中古ブランド品事業者が参加。毎月平均の掲載商品の総額は約8千万ドルに上ると云う。

 

約25,000社とも云われる米国中古ブランド品事業者は、近年、ブランド時計やビンテージ品のブランドバッグへの関心を高めており、中でも、その状態の良さから日本の中古ブランド品「Used in Japan」への期待も高く、中には、毎月日本に買い付けに来る事業者もいるとのこと。

 

オークネットは、レプリの「オークネットブランドオークション」参加で、米国の中古ブランド品事業者の「Used in Japan」需要を満たし、さらなる海外落札の拡大を狙う。

 

同社は、香港、東南アジア、米国にバイヤーの開拓を進め、海外からの落札額は前年同期比で約2.2倍の2.9億円(2018年1月~6月)。

 

また、2017年10月にはシンガポールで合弁企業SG e-Auctionを設立し、今年5月にシンガポール国内で中古ブランド品事業者向けのオークションを開始。2018年度内にはシンガポールのバイヤーが、日本のオークションに参加できるオンラインプラットフォームの運営を開始し、同国を中心としたASEAN10ヵ国のバイヤーが参加するプラットフォームへの拡大を進めている。

 

さらに将来的には香港、シンガポール、米国からの出品を計画。日本、香港、シンガポール、米国を結ぶBtoB中古ブランド品のグローバルオンラインマーケット構築を目指すとしている。

 

※)オークネットブランドオークション:2008年に国内で開始され、会員数1,545社、年間出品数37万点、年間取扱高89億円(2017年実績)のオンラインマーケット。

 

[オークネット会社概要]

 

– 会社名:株式会社オークネット
– 株式:東証第一部(証券コード:3964)
– 創業年月日:1985年6月29日
– 住所:東京都港区北青山二丁目5番8号 青山OMスクエア
– 代表者:代表取締役社長 藤崎 清孝
– 事業内容:インターネットを利用したオークションの主催および運営等の情報流通支援サービス事業

 

[レプリ会社概要]

 

高級ブランド品やビンテージ品のリセールマーケット・プラットフォームを運営。BtoBサイトとBtoCサイトがあり、BtoCサイトでは1日に約7万点の中古ブランド品が提供されている。また、BtoBのホールセールチャンネルでは業販ネットワークでお互いの余剰在庫を売買することも可能。本社はワシントンDCで、拠点はニューヨーク、サンフランシスコ、ロサンゼルス。

 

– 会社名:LePrix
– 設立年月日:2014年 (2018年6月 LePrixへ社名変更)
– 住所:2231 Crystal Dr Arlington, Virginia, 22202  
– CEO:Elise Whang

 

[問い合わせ先]

 

株式会社オークネット コンシューマープロダクツ事業本部 飯田雅則
URL:https://www.aucnet.co.jp/brand/
電話:03-6440-2345

 

■LePrix: https://leprix.com/

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。