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2021年9月21日【SDGs】

西武鉄道、10月から多摩川線サイクルトレイン本実施へ

NEXT MOBILITY編集部

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西武鉄道は9月21日、西武鉄道多摩川線で7月から実施している、自転車をそのまま車内に持ち込める「西武多摩川線サイクルトレイン(以下、サイクルトレイン)」の実証実験を9月末で終了し、10月1日から本実施に移行すると発表した。

西武鉄道・ロゴ

西武鉄道は、今回のサイクルトレインの実証実験で、トラブルや混乱もなく、安全に利用できることが確認できたとして、10月から本実施に移行(※)。本実施では、期間中に実施した利用客からのアンケート等で、「利用できる時間帯を拡大してほしい」 「ぜひ本実施してほしい」といった声が多く寄せられたこと等を踏まえ、平日および土休日の利用時間を延長する。

 

また、運用にあたっては、西武線の全ての利用者の安全のため、エレベーターの利用を車椅子を優先するなど、バリアフリーにも配慮する。

 

 

<サイクルトレイン本実施について>

 

– 正式名称:西武多摩川線サイクルトレイン
– 開始日:2021年10月1日(金)
– 実施区間:多摩川線全線(武蔵境~是政駅間 8.0km/多磨駅での乗降は不可) 

– 利用時間:平日は9:00~17:00/土休日は終日

– 利用方法(10月1日(金)より、本実施の内容に変更):https://www.seiburailway.jp/cycletrain/index.html

 

※9月30日(木)までの実証実験期間中に新たな課題が発生した場合、施策の全てまたは一部の中止・変更する可能性がある。

 

 

 

 

西武鉄道は、サイクルトレインについて、普段の買い物やサイクリング等で行動範囲を広げるのみならず、自動車に比べてCO2の排出量が少ない電車と自転車を組み合わせて利用することで、SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)の取り組みとして、環境保全にも効果が期待できるとしている。

 

また、サイクルトレインの運行を通して利便性を拡充することで、地域生活に寄り添い 、魅力的な沿線の実現を目指していきたいとしている。

 

 

[問い合わせ先]

 

西武鉄道お客さまセンター
電話:(04)2996-2888(短縮営業時間(※):平日9時~17時(全日))

※新型コロナウイルス感染症の感染予防・感染拡大防止を目的に、平日の営業時間を短縮中。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。