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2022年12月26日【人事】

ヤマハ発動機、2023/1/1付の組織変更と取締役等人事

NEXT MOBILITY編集部

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ヤマハ発動機・外観

 

 

ヤマハ発動機は12月26日、2023年1月1日付の組織変更と取締役・執行役員などの人事異動を、以下の通り発表した。

ヤマハ発動機・ロゴ

[組織変更](2023年1月1日付)

 

1.生産本部

 

製造技術開発のスピード向上を目的に、「製造技術統括部」を再編する。

・「PT技術部」を分割し、「PTアルミ技術部」「PT鉄物技術部」を新設する。

 

2.PF車両ユニット

 

業務効率および品質の向上を目的に、「PF車両ユニット」を再編する。

・「電子技術統括部」を再編し、電子技術関連の企画および先行開発を行う「電子技術企画部」を新設する。また、役割・機能の見直しに合わせ「電子システム開発部」は「システム開発部」へ、「電子デバイス開発部」は「コンポーネント開発部」へ名称変更する。
・「PF車両開発統括部」の「PF企画推進部」の管理間接機能を「PF戦略部」に統合する。これに伴い、「PF企画推進部」は解消する。

 

3.マリン事業本部

 

CASE開発力強化と開発スピード向上を目的に、「開発統括部」を再編する。

・役割機能強化のため、「機能開発部」の先行開発機能を「先行開発部」へ、モデルベース開発機能を「エンジン開発部」へ移管する。これに伴い、「機能開発部」は解消する。
・「開発統括部」のシステム開発における機能を集約し、「電動システム開発部」を「システム開発部」へ名称変更する。

 

 

[人事異動](2023年1月1日付)

 

1.取締役 執行役員の職掌変更

 

<氏名、新職、現職>
– 丸山 平二、取締役上席執行役員 管掌領域:技術研究・パワートレイン・車両開発 MC領域電動化推進プロジェクト最高責任者(*)、取締役上席執行役員 技術・研究本部長 管掌領域:クリエイティブ・技術研究・パワートレイン・車両開発

 

– 松山 智彦、取締役上席執行役員 管掌領域:生産・生産技術・調達・特機 新領域モビリティプロジェクト最高責任者(*)、取締役上席執行役員 管掌領域:生産・生産技術・調達・特機

 

– 設楽 元文、取締役上席執行役員 管掌領域:人事総務・企画財務・IT・クリエイティブ・マリン・市場開拓・カスタマーエクスペリエンス、取締役上席執行役員 管掌領域:人事総務・企画財務・IT・市場開拓・カスタマーエクスペリエンス

 

2. 執行役員の職掌変更

 

<氏名、新職、現職>
– 木下 拓也、上席執行役員 クリエイティブ本部長、上席執行役員 クリエイティブ本部長 兼 クリエイティブ本部プロダクトデザイン部長

 

– Dyonisius Beti(ディオニシウス・ベティ)、上席執行役員 YIMM 社長、上席執行役員 YIMM COO

 

– 広瀬 聡、執行役員 品質保証本部長、執行役員 品質保証本部長 兼 カスタマーエクスペリエンス事業部長

 

– 井端 俊彰、執行役員 マリン事業本部長、執行役員 マリン事業本部開発統括部長

 

– 村木 健一、執行役員 生産技術本部長 PASドライブユニット競争力強化プロジェクト最高責任者(*)、執行役員 生産技術本部長

 

– Jeffrey Young(ジェフリー・ヤング)、執行役員 YMFC 社長 兼 YMFUS 会長、執行役員 YMFUS 会長

 

– 小松 賢二、執行役員 技術・研究本部長、執行役員 技術・研究本部副本部長

 

3.Deputy Executive Officerの人事異動

 

<氏名、新職、現職>
– Olivier Prevost(オリビエ・プレボー)、Deputy Executive Officer YMENV バイスプレジデント、Deputy Executive Officer YMENV ダイレクター 二輪車製造・エンジニアリング・部品・用品部門

 

4. フェローの職掌変更

 

<氏名、新職、現職>
– 小藤 智志、フェロー IT本部 経営基盤改革担当 兼 企画・財務本部 経営基盤改革担当 YNS(Yamaha Motor to the Next Stage)プロジェクト最高責任者(*)、フェロー IT本部 経営基盤改革担当 兼 企画・財務本部 経営基盤改革担当

 

5. 本部長・事業部長・統括部長・事業推進部長級の人事異動

 

<氏名、新職、現職>
– 青田 元、技術・研究本部NV・技術戦略統括部長 兼 技術・研究本部NV・技術戦略統括部 MSB部長、技術・研究本部NV・技術戦略統括部長

 

– 稲葉 礼二、品質保証本部コーポレート品質統括部長 兼 品質保証本部コーポレート品質統括部コーポレート品質保証部長、品質保証本部コーポレート品質統括部コーポレート品質保証部長

 

– 長谷川 博久、生産本部生産戦略統括部長、YIMM 取締役

 

– 多田 幸彦、生産本部製造技術統括部長、IYM 取締役

 

– 立石 薫、マリン事業本部企画統括部長 兼 マリン事業本部企画統括部 事業開発部長、マリン事業本部企画統括部 事業開発部長

 

– 佐藤 貴之、マリン事業本部開発統括部長、マリン事業本部企画統括部長

 

– 宮崎 哲、マリン事業本部品質保証統括部長 兼 マリン事業本部品質保証統括部市場品質保証部長、マリン事業本部品質保証統括部市場品質保証部長

 

– 上田 悟、カスタマーエクスペリエンス事業部長、IT本部プロセス・IT部長 兼 ヤマハモーターソリューション株式会社 代表取締役社長

 

6. 部長級の人事異動

 

<氏名、新職、現職>
– 大脇 信吾、人事総務本部 サステナビリティ推進部長、TYM 取締役

 

– 近藤 重大、人事総務本部渉外部長、人事総務本部法務・知財部 知財戦略グループ GL

 

– 太田 隆康、企画・財務本部 ビジネスプロセス革新部長 兼 人事総務本部貿易管理部長、人事総務本部貿易管理部長

 

– 小野 豊土、IT本部プロセス・IT部長 兼 ヤマハモーターソリューション株式会社 代表取締役社長、IT本部プロセス・IT部 ERP推進グループ GL

 

– 野口 浩稔、クリエイティブ本部 プロダクトデザイン部長、クリエイティブ本部 プロダクトデザイン部 プロダクトデザイン3グループ GL

 

– 室谷 禎一、技術・研究本部NV・技術戦略統括部 技術戦略部長、パワートレインユニット パワートレイン先行企画開発統括部 先行企画開発部長 兼 生産技術本部生産技術企画部長

 

– 松野 潔高、技術・研究本部NV・技術戦略統括部 MDB部長、技術・研究本部NV・技術戦略統括部 MDB部市場開発グループ GL

 

– 大石 裕樹、技術・研究本部AM 開発統括部 業務部長、技術・研究本部NV・技術戦略統括部 新事業推進部企画グループ GL

 

– 垂水 聖治、技術・研究本部デジタル開発統括部 デジタルエンジニアリング部長、技術・研究本部デジタル開発統括部 デジタルエンジニアリング部 エンジニアリングシステムグループ GL

 

– 長田 学、品質保証本部 ランドモビリティ品質保証統括部 品質監理部長、品質保証本部 ランドモビリティ品質保証統括部 製品品質保証部 製品品質保証グループ GL

 

– 鶴見 治彦、生産本部製造統括部 組立工場長、生産本部製造統括部 磐田第2製造部長

 

– 坂田 隆昌、生産本部製造統括部 磐田第1製造部長、生産本部製造統括部 磐田第1製造部推進課長

 

– 石野 雅己、生産本部製造統括部 磐田第2製造部長、生産本部製造統括部 浜北製造部長

 

– 鈴木 敦、生産本部製造統括部 磐田第3製造部長、YMDA 取締役

 

– 平包 剛志、生産本部製造統括部 浜北製造部長、生産本部製造統括部 浜北製造部推進課長

 

– 栗本 幸広、生産本部製造技術統括部 PTアルミ技術部長、生産本部製造技術統括部 PT技術部 主査

 

– 村上 剛、生産本部製造技術統括部 PT鉄物技術部長、生産本部製造技術統括部 PT技術部長

 

– 飯田 和也、生産本部製造技術統括部 PF車体技術部長、生産本部製造技術統括部 PF車体技術部合理化グループ GL

 

– 久保山 儀一、生産本部製造技術統括部 組立技術部長、生産本部製造統括部 組立工場長

 

– 茨木 康充、生産技術本部設備技術部長 兼 生産技術本部生産技術企画部長、生産技術本部設備技術部長

 

– 猪森 俊典、パワートレインユニット パワートレイン先行企画開発統括部 先行企画開発部長、パワートレインユニット パワートレイン先行企画開発統括部 先導開発部プロセス開発グループ GL

 

– 尾崎 聡、PF車両ユニット電子技術統括部 電子技術企画部長、PF車両ユニット電子技術統括部 電子システム開発部 プロジェクトグループ GL

 

– 社浦 達也、PF車両ユニット電子技術統括部 システム開発部長、PF車両ユニット電子技術統括部 電子システム開発部長

 

– 赤塚 秀則、PF車両ユニット電子技術統括部 コンポーネント開発部長、PF車両ユニット電子技術統括部 電子デバイス開発部長

 

– 大橋 聡、PF車両ユニットPF車両開発統括部 機能モジュール開発部長、PF車両ユニットPF車両開発統括部 SV開発部 SP設計グループ GL

 

– 鷲見 崇宏、PF車両ユニットMS統括部 MS開発部長 兼 YMR 社長、PF車両ユニットMS統括部 MS開発部長

 

– 大石 力生、マリン事業本部企画統括部 原価企画部長、マリン事業本部企画統括部 原価企画部モデル原価グループ GL

 

– 川口 慎太郎、マリン事業本部開発統括部 先行開発部長、YMUS 出向

 

– 鈴木 賢明、マリン事業本部開発統括部 エンジン開発部長、マリン事業本部開発統括部 機能開発部長

 

– 亀岡 健太朗、マリン事業本部開発統括部 システム開発部長、マリン事業本部開発統括部 電動システム開発部長

 

– 鈴木 守、ソリューション事業本部 ロボティクス事業部技術統括部 先行開発部長、ソリューション事業本部 ロボティクス事業部技術統括部 先行開発部先行開発グループ GL

 

– 佐藤 貴士、ソリューション事業本部 ロボティクス事業部CS部長、ソリューション事業本部 ロボティクス事業部CS部 SMTグループ GL

 

– 奥 敦、ソリューション事業本部 ロボティクス事業部事業企画部長、企画・財務本部 ビジネスプロセス革新部長

 

7.グループ会社の人事異動

 

<氏名、新職、現職>
– Hakan Kaya(ハカン・カヤ)、YMTR 社長、YMTR 取締役

 

– Francisco Sierra(フランシスコ・シエラ)、Incolmotos 会長 兼 社長(11月30日付 同社取締役会にて承認済み)、Incolmotos 会長

 

 

【プロジェクト最高責任者について】

・事業・機能横断での取り組みが必要な重要戦略課題・プロジェクトについて、担当執行役員・フェローを最高責任者として任命するもの。
・「MC領域電動化推進プロジェクト」では、既存MC(二輪車)事業領域における中長期的な電動化戦略・計画の成熟化と、開発・製造体制の再編に取り組み、迅速なMC電動商材の市場投入を推進する。
・「新領域モビリティプロジェクト」では、LSM(Low Speed Mobility)領域を中心とした、当社既存製品群の範囲外の新規モビリティ需要・用途の開拓を進める。
・「PASドライブユニット競争力強化プロジェクト」は、電動アシスト自転車のドライブユニット開発・製造工程革新に取り組み、当社製品の市場競争力向上を実現する。
・新中期DX戦略 「YNS (Yamaha Motor to the Next Stage)」では、業務プロセス改革、全社システムの刷新を通した経営判断の迅速化・業務標準化に取り組んでおり、実現のさらなる加速を目指す。

 

【役職名の略称】
・GL=GroupLeader(グループリーダー)。

 

【部門名の略称】
・PT=Powertrain(パワートレイン)。
・PF=Platform(プラットフォーム)。
・NV=NewVenture(ニューベンチャー)。
・MSB=Mobility Service Business (モビリティサービスビジネス)。
・ERP=Enterprise Resources Planning(企業資源計画)。
・MDB=Medical Device Business(メディカルデバイスビジネス)。
・AM=Automotive(自動車用エンジン)。
・SV=Sports Vehicle (スポーツビークル)。
・SP=Sports(スポーツ)。
・MS=Motor Sports(モータースポーツ)。
・CS=Customer Service(カスタマーサービス)。
・SMT=Surface Mount Technology(サーフェスマウントテクノロジー)。

 

【グループ会社の事業内容】
・YIMM(PT. Yamaha Indonesia Motor Manufacturing) は、インドネシアで二輪車の製造・販売を行う会社。
・YMFC(Yamaha Motor Finance Corporation)は、米国に所在し、ヤマハ発動機グループ全体の金融サービス事業統括機能を支援する会社。
・YMFUS(Yamaha Motor Finance Corporation, U.S.A.)は、米国でファイナンスを提供する会社。
・YMENV(Yamaha Motor Europe N.V.)は、ヤマハ発動機製品の輸入・販売および欧州内でのマーケティング・商品開発・ファイナンス事業などを行うオランダ所在の会社。
・IYM(India Yamaha Motor Pvt.Ltd.)は、インドで二輪車の製造・販売・輸出を行う会社。
・TYM(Thai Yamaha Motor Co., Ltd.)は、タイで二輪車等の製造・販売を行う会社です。
・YMDA(Yamaha Motor da Amazonia Ltda.)は、ブラジルで二輪車・船外機の製造・販売を行う会社。
・YMR (Yamaha Motor Racing S.r.l.)は、イタリアでMotoGPの管理・運営を行う会社。
・YMUS(Yamaha Motor Corporation,U.S.A.)は、米国でヤマハ発動機製品の輸入・販売を行う会社。
・YMTR(Yamaha Motor Sanayi ve Ticaret Limited Sirket)は、トルコで二輪車・四輪バギー・ゴルフカーとそれらの部品・用品などの輸入・販売を行う会社。
・Incolmotos Yamaha(Industria Colombiana de Motocicletas Yamaha S.A.)は、コロンビアで二輪車の製造・販売と補修部品の販売、ヤマハ株式会社の楽器製品の販売を行う会社。
・ヤマハモーターソリューション株式会社は、ITシステム開発や運用・保守等の事業を行う会社。

 

 

<新組織図> ※下記組織図への変更箇所は無し。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。