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2020年12月17日【エレクトロニクス器機】

日立AMS、ステレオカメラをスズキ「クロスビー」に供給

NEXT MOBILITY編集部

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日立オートモティブシステムズ(日立AMS)は12月17日、同社製のステレオカメラが、スズキの小型乗用車「クロスビー」に採用されたと発表した。
「クロスビー」は、車線維持支援機能や夜間歩行者検知などの安全装備の充実とともに、10月より販売開始されている。

 

夜間の歩行者探知機能を有したステレオカメラ

 

近年、交通事故を防止する有効な対策として、衝突被害軽減ブレーキの導入が加速している。国内では、国土交通省が乗用車の衝突被害軽減ブレーキ装着義務化を世界に先駆けて発表し、2021年には国産の新型乗用車を対象に装着が義務化される予定。それに伴い、歩行者の検知・保護システムなどの先進安全機能の拡充とともに、自動車の安全性向上を背景とした消費者の新車に対する購入意欲も今後、高まることが予想される。

 

今回、安全装備の充実が図られた「クロスビー」には、スズキとして初めて車線中央付近の走行維持をサポートする「車線維持支援機能」が採用されたほか、全車速追従機能付の「アダプティブクルーズコントロール」や夜間の歩行者も検知する衝突被害軽減ブレーキの「デュアルカメラブレーキサポート」が採用されるなど、先進運転支援システム(Advanced Driver Assistance System: ADAS)の機能が拡充。これらの機能を支えるのが、夜間歩行者検知機能を有する日立AMSのステレオカメラだ。このカメラには、日立独自の機械学習技術を活用した、高精度な検知機能を実現するための画像による教師データが入力されており、夜間における歩行者の検知能力も高められている。

なお、今回の「クロスビー」は、経済産業省や国土交通省などが普及を推進する「サポカーSワイド」*1や国土交通省による「衝突被害軽減ブレーキ(AEBS)認定車」*2に該当する。

 

*1衝突被害軽減(自動)ブレーキなどの先進安全技術をはじめとする一定の運転支援機能を備えた車(安全運転サポート車。略称・サポカー)のうち、ペダル踏み間違い時加速抑制装置などを搭載することで特に高齢運転者に推奨される「サポカーS」の区分のひとつ。「サポカーS ワイド」は、衝突被害軽減(自動)ブレーキ(対歩行者)、ペダル踏み間違い時加速抑制装置、車線逸脱警報、先進ライトを搭載する車。

*2安全運転サポート車の普及啓発の一環として、走行中または停止中の車両に対する乗用車の衝突被害軽減(自動)ブレーキが一定の性能を有していることを国土交通省に認定された車。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域の取材活動を経て同社出版局へ。コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に環境&リサイクル紙、車両ケア&整備ビジネス専門誌等の創刊誌編集長を歴任。独立後は一般誌、Web媒体上でジャーナリスト活動を重ね30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

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経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。