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2021年8月20日【トピックス】

JR西日本、時差通勤ポイントの提供時間帯を拡大

NEXT MOBILITY編集部

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西日本旅客鉄道(JR西日本)は8月20日、今年4月から展開している時差通勤でICOCA(いこか)ポイントが貯まる「ICOCAでジサポ」サービスの内容を、時差通勤促進のため、9月利用分から見直すと発表した。

 

またこれに伴い、オフピーク時間帯の利用者向けの特典も用意する。

JR西日本・ロゴ

今回の見直しでは、対象開始時間を9時15分から15分早めた9時からに拡大。また、利用1回ごとに貯まるICOCAポイントを「20ポイント」から「30ポイント」に増加する。一方で、毎月の付与ポイント数の上限を450ポイントとすると共に、毎月10回・15回の利用のボーナスポイントは廃止する。

 

また、オフピーク時間帯の利用者に提供する特典として、大阪ステーションシティでの利用や、駅からの移動(二次アクセス)利用者にも特典クーポンを用意する。

 

 

1.サービス内容の見直し

 

(1)対象時間の拡大

 

平日(平日ダイヤ運転日に限る)の朝「9:15~10:30」を「9:00~10:30」に15分拡大。

 

(2)ポイント数の見直し

 

利用1回ごとに貯まるICOCAポイントを「20ポイント」から「30ポイント」に10ポイントアップする。その一方、毎月の付与ポイント数の上限を450ポイントとするほか、毎月10回・15回の利用のボーナスポイントを廃止する(※)。

 

※上記の見直し内容以外はこれまでの内容と変更はない。

 

 

2.オフピーク時間帯の利用者への特典提供等

 

オフピーク時間帯の大阪ステーションシティでの利用や、駅からの移動(二次アクセス)に、便利でおトクな特典クーポンを用意(期間限定、別表参照)。

 

※JR西日本公式アプリ「WESTER」では、主な駅の混雑度傾向や列車走行位置、大阪環状線・JRゆめ咲線のリアルタイム混雑状況等の確認が可能。また、沿線の便利でオトクなクーポンも配信している。

 

 

3.その他

 

ICOCA定期券の更新または新規購入客を対象としたキャンペーンを現在検討中。詳細が決まり次第、改めて告知する。

 

 

[ICOCAでジサポの9月以降利用分のサービス内容]  (下線=変更点)

 

<実施期間>

 

2021年9月1日(水)から2022年3月31日(木)

 

<対象券種>

 

通勤用のICOCA定期券(通学定期券、磁気タイプの定期券、こどもICOCAは除く)

 

<対象着駅>

 

大阪都心部の33駅

大阪環状線・JRゆめ咲線・JR東西線の各駅、JR難波駅、新大阪(※)~尼崎駅間の各駅。

※新大阪駅では、次の場合はポイント対象にはならない。

①新大阪駅まで在来線を利用で、乗換改札口から新幹線に乗り換える場合。
②新大阪駅まで新幹線を利用で、在来線に乗り換えしない場合。

 

<対象発駅>

 

対象着駅から ICOCA 定期券を発売できる範囲の駅。

 

<実施内容>

 

平日(平日ダイヤ運転日に限る。以下同じ)の朝に、対象発駅で通勤用のICOCA定期券により入場後、9:00~10:30に対象着駅で出場した場合に、利用1回ごとにICOCAポイントが30ポイント貯まる。

 

※ICOCA定期券区間内の駅相互間を、自動改札機で入出場した場合に限る(定期券区間外の乗車、のりこし精算機での精算/同一駅での入出場は対象外)。

 

<注意事項>

 

・時差通勤ポイントは1か月間(1日~末日)で集計し、翌月中に付与。
・時差通勤ポイントは、ICOCAポイントサービスの利用登録(無料)が必要。

※登録月分の利用から集計。翌月以降の登録は不要。既に登録済みのICOCAの再登録も不要/利用登録は、WEBと自動券売機(紺色・ピンク色)で2種類の方法有。

・毎月の付与ポイント数の上限は450ポイントとする。
・列車の遅延時を含め、対象着駅の自動改札機の出場が対象時間外となる場合は、ポイント対象外。

 

 

[オフピーク時間帯利用者への特典]

 

①大阪ステーションシティで利用できる特典

 

■ホテルグランヴィア大阪 1階カフェ&ダイニング「IGNITE」

– 利用期間・時間:9/1~10/31(平日限定)9:10~10:30(L.O)
– 特典内容:モーニングメニュー10%割引

※モーニングセット4種が対象/ドリンクのみは対象外/他の割引との併用は不可。

 

■タリーズコーヒー 大阪ステーションシティ店(ノースゲートビルディング11階)

– 利用期間・時間:9/1~10/31(平日限定)9:10~12:00

– 特典内容:ドリンクメニュー30円引き

※セットメニュー、他の割引との併用は不可。

 

■大阪ステーションシティシネマ(ノースゲートビルディング11階)

– 利用期間・時間:9/1~10/31(平日限定)9:10~12:00

– 特典内容:映画鑑賞者(チケット所有者)に、「ミニポップコーン」をプレゼント

※他の割引との併用は不可。

 

② 駅からのご移動(二次アクセス)で利用できる特典

 

■JR西日本駅レンタカー「オフピークに ICOICO!駅レンプラン」(レンタカー)(大阪営業所・新大阪営業所限定)

– 利用期間・時間:9/1~10/31(平日限定)9:10~12:00利用開始

– 特典内容:

・3時間までの利用(基本料金)K、Sクラスとも共通:1,900円。
・12時間までの利用(基本料金)Kクラス:2,580円、Sクラス:2,750円。

※税込み、オプション(免責補償料、NOC サポート)別。予約は、利用日の1週間前から、各営業所で電話のみで受付。他の割引との併用は不可。

 

■「オフピークに ICOICO!駅リンくんプラン」(レンタサイクル)(京阪神の駅リンくん店舗(21店舗)限定)

– 利用期間・時間:9/1~10/31(平日限定)9:10~12:00利用開始

– 特典内容:

・レンタサイクル一時利用200円(5割引)。
・彦根、近江八幡は250円(5割引)。

※当日限りの利用。他の割引との併用は不可。

 

 

※詳細は、「ICOCAでジサポ」特設ページにて案内。
※クーポン所持者は、誰でも利用可(クーポンは、9月1日より特設ページから取得可)。
※今後、変更となる場合がある。

 

 

■(JR西日本)ICOCAでジサポ特設ページ:https://www.jr-odekake.net/icoca/jisapo/

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。