NEXT MOBILITY

MENU

2019年8月26日【テクノロジー】

JR西日本、瀬戸内エリアで観光型MaaSの実証実験

NEXT MOBILITY編集部

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 

 

西日本旅客鉄道(JR西日本)は、瀬戸内エリアの観光誘客拡大に向け、出発地から目的地までの鉄道と現地での船舶、バス、タクシー、レンタカー、レンタサイクル、カーシェアリングなどの交通機関および地域の観光素材を、スマートフォンなどでシームレスに検索・予約・決済できる統合型サービス「観光型MaaS(Mobility as a Service)」の実証実験を、10月から実施する。

JR西日本・ロゴ

[観光型MaaSについて]

 

<実施期間>

 

2019年10月1日(火曜日)から2020年3月31日(火曜日)まで(せとうち広島デスティネーションキャンペーン プレキャンペーンに合わせて実施)

 

※専用アプリのリリースは9月17日(火曜日)を予定(アプリの審査状況などにより、リリース日を延期することがある)。

 

<実施主体>

 

JR西日本

 

<参画団体>

 

ジョルダン株式会社、JapanTaxi株式会社、株式会社電脳交通、タイムズ24株式会社、JR西日本レンタカー&リース株式会社、一般社団法人しまなみジャパン、株式会社ぐるなび、株式会社ジェイアール西日本フードサービスネット、株式会社日本旅行、瀬戸内海汽船株式会社など。

 

<協力>

 

広島県、一般社団法人せとうち観光推進機構

 

 

 

 

<サービス名称>

 

setowa(せとわ)

 

※瀬戸内の特徴である海・島・太陽をイメージするとともに、複数の参画団体と共同でサービスを提供する姿を「和」「輪」で表現。

 

 

 

 

●アプリイメージ(PDF):https://www.westjr.co.jp/press/article/items/190826_01_maas.pdf

 

<実施内容>

 

1.実施エリア

 

【出発エリア】

 

日本国内全域(ただし、出発地から目的地までの列車の予約は、JR西日本インターネット予約サービス「e5489(いいごよやく)」の対象エリアに限る。)

 

【到着エリア】

 

広島県東部を中心とするエリア(呉市(大崎下島)、竹原市、三原市、尾道市、福山市、大崎上島町および愛媛県今治市(大三島))

 

 

 

 

2.搭載する機能・特徴

 

【行程作成(スケジューラー)機能】

 

「観光スポット等(※1)」の立ち寄り地を登録することにより、その間のすべてのルート検索(※2)を行い、旅行行程を作成できる「スケジューラー機能」を搭載。

 

※1:現地の観光施設・イベント情報や飲食店、宿泊施設情報を提供。
※2:鉄道、二次アクセス(船舶、バス、タクシー、レンタカー、レンタサイクル、カーシェアリングなど)情報を提供。

 

【予約・決済機能】

 

・出発地から目的地までの鉄道(新幹線・特急含む)が「e5489(いいごよやく)」へのリンク連携により予約・決済可能。

 

・二次アクセスの一部はアプリオンライン予約・決済可能(一部リンク連携)。

 

・現地のJR、バス、船舶、ロープウェイ乗り放題に加えて観光施設入館がセットになり、便利でおトクに周遊できる「setowaデジタルフリーパス」、地元と連携し整備したおすすめ観光コンテンツが利用できる「デジタルチケット」を設定し、アプリオンライン予約・決済可能。

 

●機能詳細(PFD):https://www.westjr.co.jp/press/article/items/190826_00_maas.pdf

 

3.利用特典

 

setowa利用者には、対象施設・店舗での割引などの特典を設定する。

CLOSE

坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。